■ 神奈川新英研 10月合同例会
2016年10月
神奈川新英研10月合同例会について
10月例会は、2010年から「神奈川・東京・千葉」3支部の合同例会の形で実施してきましたが、今年度の合同例会はさらに関東ブロックの他支部を加えて、講演会「コミュニケーションに使える英語の蹉跌」(講師:鳥飼玖美子さん)を実施しました。
参加者のアンケート
講演内容についての感想
- All in Englishが普及してきている昨今、私自身大学で英語教育について学びながら、そのAll in Englishを念頭に置いて勉強をしていますが、なかなか狙い通りのように進んでいないというお話に驚きました。
- 同感できる内容がたくさんありました。例えば、国の教育方針が変わるたびに現場の職員と子どもたちが右往左往してしまうという現状や、国、特に自民党は財界に強く影響され、本来の英語教育のあるべき姿や、公教育の全体的視野が失われている点など。
- 英語教育は数値化できない、もっとhumanityに基づいたものであることが伝えられた。子どもの夢を大切にしなければならない。また、異文化理解こそ、平和へつながる手段であると思いました。
- 憧れの先生のお話が聞けて感動しました。今の日本の英語教育について実情を知り、勉強になりました。
- 英語教育の目標が外部検定テストのスコアに傾倒している実態に共感しました。また、大学教育の目標が就職指導に一面化している実態も進行していて、共感しました。グローバル市民の理念にも深く共感しました。
- グローバルの人材でなく、グローバル市民を目標にするところが良かった。英語教育をこえた教育全体の目標と英語教育の重なり合いですね。
- 常日頃から今日の講演でお聞きしたようなテーマの本を(もちろん『本物の英語力』も)多く読んできました。よって、大変興味ある内容について鳥飼先生から直接お話しを伺えて、とても有意義な時間でした。特に、オフレコ(!?)的な部分はやはり生の講演でしかお聞きできないので参加させていただいて良かったです。鳥飼先生にお会いするのは2度目ですが、メディアで拝見、拝聴するのと同様、いつもお話は面白く、しかも同感できることばかりで嬉しかったです。
- 多様な他者との交流、協同学習によって得られる学習経験が子どもたち(私も)にもたらす効果は大きい!その視点を忘れかけることが最近多々ある……ので、再確認する機会になった。何のために、誰のために少人数東京方式をしているかわからない日々に不満で、大きな言葉を教える仕事という視点が欠けがち…鳥飼先生には大局的に切り込んで変えてほしいです。
- グローバル市民について学んだ。なぜ英語を勉強するのか、将来に役立つのか、自問自答する機会になった。いい刺激になった。今後の指針になった。
- CEFRについて、複言語主義について可能性や楽しさを教えていただきました。習熟度別授業は格差を広げるだけ、というコメントに、今東京都で推進されている少人数習熟度別授業の末路をみました。反対運動をこれからも続けていきます。
- 英語教育の問題点を時系列で説明してくださり、非常にわかりやすかったです。英語教師としての日々の苦労、どんどん提案される課題など共有できて、ありがたいです。これからしっかり基本を忘れずに、流されず、目の前の生徒たちに向き合っていこうと思います。本日の講演会での貴重なお話をありがとうございました。
- 日本における英語教育の流れから、現状がおかれている状況などとても勉強になりました。学校では協同学習をとりいれています。その点にも少し言及があったので、今日のことを英語科で共有したいと思います。
- 多岐にわたりながら、統一した芯のようなものが通っていて、大変勉強かつ刺激になりました。
- テストに関して、方略能力を測ることができないというのはなるほどと感じた。「英語教育」は指針を提示していくものだと感じたが、理想と現実のかい離は確かにあるものだと感じた。現実はAll Englishでの授業が生徒にとっては苦痛になりかねないという現状がある。また「英語教育」に関して、より生徒に興味を持たせるにはどうすればいいのかを詰めていく必要があると思う。大学においても、英語授業力を持つ教員を育成する必要がある。
- 広い視野から本質をとらえる講演で大変勉強になりました。グローバル市民の4つの要素はそのまま地域でのつながり作りにも共通しています。「世界に貢献」を「地域社会に貢献」に置きかえられます。
- "グローバル市民"の話やCEFRの話がとても興味深かったです。
- 本日はありがとうございました。私の唯一続いている勉強が「ニュースで英会話」ですので、実際お話を鳥飼先生から聞くことができ、とても楽しかったです。唯一続いているのは、英語に内容があること、分かりづらい箇所を日本語で丁寧に解説してくださること、そして(ラジオとちがい)人の顔が見えること、があるからだと思っています。本日の感想として、特に印象的だったのは、3英語教育はなぜ成功しないのか、です。教え方が悪いと現場が責められてきましたが、もっと大きな要因があるのだと分かりました。大局的な見方ができるように、視野を広げて自分も学び続けていきたいと思います。話は変わりますが、私の現任校では、放課後にベルリッツが入り、週一で教えています。(公立中です。)何か違和感を感じています。話がそれてしまいましたが、貴重なお話をありがとうございました。
- 中学では「基礎」をしっかりやればいい、文法は大事など、今までやってきたことが間違ってなかったと思えてうれしかったです。現場の実態を把握した上で大切なことや、言葉の一人歩きの危険性などのお話を聞かせていただいて、勉強になりました。英語を教える上での大事な信念、基盤となるものをつかめました。改めて、「○○で地球社会に貢献できる!」と思えるものを身につけていこう!と子どもたちに語りたいと思います。グローバル市民・・・これからのkeywordです。
- とても刺激的かつ俯瞰的な講演、ありがとうございました。現在の時流であるActive LearningやAll English, Globalizationが毎日のように言われ続け、違和感を感じていました。今日、その裏付けを得た気がしています。振り返れば、アクティブラーニングは言われる前からいろいろやってきたわけで、強制されるものではないと思います。
- 今までも例えば書籍を読んでなじんできたと思われてきたことが、改めて講師の先生から話されて、理解が深まったような気がします。
- 大変勉強になった。ありがとうございました。いかに日本の英語教育の方向性を決めるのに、政府(教育者ではなく)の力が大きかったか(政治に興味をもつきっかけになりました)。英語教師の悩み、とりまく環境の厳しさはいつの時代でも同じであるかということがよく理解できた。時間の壁ははっとさせられるものでした。ついつい学校でも、「進路実績を出せ!」という言葉のもと、生徒に何を残したいのか、生徒の幸せのため何ができるかとう思考がstopしてしまったりしています。初心に戻るという点でもよい刺激になりました。
- 英語教員が考えるべきことについて、新たな知識を得られ、また共感致しました。特にグローバル市民という考え方について、今後英語教員として何を目的にしていけば良いのか、その答えを頂けたと思いました。ありがとうございました。
- 「グローバル人材」「アクティブ・ラーニング」「Can-doリスト」(最初は悪くなかったんですね)で揺れる現場から、スパスパッと鋭い切り口で久々に聞いた正当派のご意見を伺い、「ひと筋の光」を見た思いでした。コミュニケーションとは、今ここで生き、起きているできごとだからこそ、ひとり歩きをした結果に、警戒しなくてはいけないことも教えていただきました。私たちは、global citizenshipを育てることをめざしたいなというポジティブなイメージを持つことができました。
- 「グローバル市民とは」とまとめて話していただいたのがよかった。小学校英語は「親の要求です」その通りに思います。しかし今の文科省のやり方では逆に多くの英語嫌いを作ってしまいます。そこをどうすればよいかもっと知りたかった。
- コミュニケーションがとれるようになることだけでなく、グローバル市民の育成をしていく使命もあるとのお言葉に共感いたしました。小中高での英語教育が基盤になっていくとは思いますが、そこで終わりではなく、言葉は"生涯学習"との視点に立ち、生徒に英語を教えていける教員を目指したいと思います。また、私は大学で異文化理解について研究していることもあり、ここでの学びで得た異文化能力を発揮していけるようにしたいと思います。本日は貴重なご講演ありがとうございました。
- これまでの英語教育がなぜ失敗してきたかを理解することができました。特に大学入試改革と小学校の教科化の話に関心が持てました。今後どのようになるのか考えるきっかけになりました。
- とてもおもしろいためになる講演でした。"英語の授業は英語で"の出どころもよくわかったし、自分たちの進めようとしている英語教育は間違っていないなということを実感したし、鳥飼先生の言語教育思想はとてもうなずける考えだなあと思いました。異質なものの関わり方を学んでいく、ひびきました。
- 日頃、英語教育において疑問に感じていることを解決してくれるようなお話や裏話が聞けてとてもよかったです。自分の考え方ややり方にいつも不安を感じていますが、間違っていないという風に言ってもらったようで、安心する部分もたくさんありました。生徒たちが自立して学習を続けられる力をつけられるよう、また頑張っていこうと思いました。
- 改めて日本の英語教育の諸改革とその失敗について振り返ることができました。中学教員としての一年目、考えに考えて生徒に提示した"中学英語の目的"は、"英語ではなく、英語の学び方を身に付ける"でした。極端な言い方でしたが、本日の"生涯学習としての英語"に通ずる考え方で、うれしく思いました。有難うございました。音声学を学び直したいと思います!
- 英語教育の歴史をきちんと理解していなかったので今後勉強していきたい。また、「生涯学習と自立性」の話はとても筋が通っていてわかりやすかった。
- 普段、勤務している中で、感じていたことをズバッと話していただけたので、胸のつかえがとれるようでした。ただ、これから、まだまだ厳しい状況の中で、やっていかなければならないと実感しました。もっと聞いていたかったです。
- 勉強になりました。
- かゆいところに手が届くような内容で、とてもよかったです。現場のことをもっと教育再生実行会議にぜひ進言していただきたいと思いました。
- 「グローバル人材育成戦略」が"格差"を産むということが分かった。「"グローバル人材"よりもグローバル市民を」の言葉の大切さを知った。
- 大変参考になりました。とかくスキル重視になりがちな英語という教科ですが、何の為に?誰の為の英語教育なのか、立ち止まって考えることが重要だと思いました。
- 様々な角度からの切り込み、とても勉強になりました。「異質性との協働」、Tolerance、グローバル人材、自分自身にとっても課題が見えてきたように思えました。
- 英語が商業ベースで使われることに悲しみを感じつつも、こんな素晴らしい通訳者の話を聞けて、これからも人生の豊かさにつながる学びを少しでも広げられる教員になりたいと思いました。
- 現場の教師を励ます、素敵なお話有難うございました。中学校では、あんまりたくさんやらず、基本5文型と基本の単語の使い方をきちんと教えること。そして将来自立した学習者になるように人間性を少しでも育んでいけたらと思っています。
- 書籍はひととおり目を通していますが、歴史的な経過、政策的な圧力(と無理解), CEFRと複言語主義、グローバルシティズンシップなど、英語教育全体を改めて見渡すことにつながる、いい講演でした。某私立大学での苦い体験の話は、本当にヒドイものだなあと思いました。権力が教育に介入するとロクなことがないという実例として聞きました。
- 英語の話から、現代社会の基本構造の一端が見えてきました。5~6歳のネイティブの英語に触れる総時間とアメリカ外交官の外国語学習と日本の学校教育における学習時間の比較はとても興味深かったです。CEFRのInteractionはなるほどと思いました。
- さすが!です。いちいちうなずき、知見を広げていただきました。司会者から「現場の状況を」という声があり、時間にゆとりがあったら言おうと思っていたのですが、都立高の状況を言いそびれました。
- 過去30年を振り返っても、今回の勢いが極めて強い。
- 都庁内に専門のブロック(国際理解教育)を設け、退職校長や指導主事を置いてスタッフを増強している。
- 「グローバル10」「英語教育推進校」の指定
- 年間の中で1回、全員に4技能を測る外部試験(GTEC、TOEFL、etc)を受けさせる(これだけで300万以上!)都で支出
- タブレット端末を使った、フィリピンの英語学校とのオンライン英会話(マンツーマン)を受けさせる、(当初通知では今年後半半年で21回→そんなの無理!と交渉)
- 文科省の中央研修に教員を派遣し、教授法5時間、他の教員に伝達する方法5日間の研修。そのうえで参加者が講師となって15hワンセットの悉皆研修を受けさせる。
- ALTを希望時間以上に配置。更にJET全校配置。東京書籍の小冊子で指摘されていたのだが、入試改革が叫ばれているが、実際に見てみると入試は考えられる限りの多様な工夫をしている。改革を叫ぶ人々は、その現実を見ず、30年前、40年前のイメージで批判しているのではないか。(鳥飼先生もおっしゃっていましたが)
- 英語教育を取り巻く現状がよく分かりました。CEFRについて勉強しようと思います。
- 今、少人数授業(習熟度別)で教えていますが、いくつもの難しさを感じています。今日鳥飼先生のお話の中で、「異質の集団でこそ協働学習が充実する」「できる生徒だけでは伸びない」ということばが印象に残りました。いろいろな生徒がいる"クラスでの授業"にこそ、教育の原点の一つだと改めて思いました。「英語学習」は「生涯学習」という言葉通り、英語教育が差別の道具になることなく、意欲を育て、生きる力としてやる気につなげられるように、どの子にもわかりやすい授業をしていきたい、とも思いました。とても分かりやすい内容で深く掘り下げたお話をありがとうございました。
- とにかくうなずきながら聞いた講演でした。今までやってきたことにふりかえりをしながら、「これからどう教えていこうか」を考えさせられました。とても良い講演で、今日は来てよかったです。「グローバル市民」を育成できるよう頑張ろうと思いました。
- 「グローバル市民」「異質性が人を育てる」この2つが本日の私にとってのキーワードでした。現場にありながら、子どもたちに教えながら一人で考え続けてきたことを、明確に裏付けてもらえたような気がしてとても勇気づけられました。英語をただ教えるのではなく、英語を通じて子どもたちを人間的に成長させられるよう努力していきたいと思います。鳥飼先生、素敵な講演をありがとうございました。
- 改めて英語教育は人間教育だと再認識しました。ついついskillの発展に目が行ってしまってhumanityの成長を見落としてしまったようです。受験英語一辺倒の中で、英語教師の原点に立ちもどれました。
- 本当に「正統派」のお話しでした。
- どの項目もユーモアを交え、具体的で分かり易く聞くことができた。特に「時間の壁」「距離の壁」については教える側だけでなく、学ぶ側もきちんと認識していないことが見当違いの方向に無駄な労力を使ってきたことの原因であるとよくわかった。
- 現在の英語教育の「改革」が政治主導で行われていることに恐さを感じました。十分に議論や検討もされない政策が実行されて被害を受けるのは子どもたちだということも改めて認識しました。私は現在、英語で英語の授業は行っていません。一番効果の上がる授業は何かをこの先も追求していきたいと思っています。
- 今日も講演、ありがとうございました。個人的な話になりますが、私は英語を教え始めたとき、キャリアを中断して韓国に留学し、韓国語を学びました、行った当初は文字の読み書きとあいさつができる程度で、下から2番目のクラスに入りました。クラスメイトの母語は中国語・モンゴル語・日本語とバラバラでしたのですべてダイレクトメソッドでの授業でしたが、3ヵ月後にはある程度話せるようになっていました。その後、日本語教師の資格をとりましたが、日本の日本語学校でも英語圏・ヨーロッパ圏を含め、1つのクラスに様々な母語の生徒がいますが、1年半後には日本の大学入試を目指せるレベルまで上達します。ですので、私自身はダイレクトメソッドも英語を身につけられるという確信がありますが、それを実現するためには、適したテスト・カリキュラム・ダイレクトメソッドで教えられる教員などの状況がそろっている必要がありますので、今の日本の学校にあてはめるのは無理があると思います。文科省が本当に日本人皆が英語ができるようにしようと思えば、フィリピンのようにすべての教科を英語で行うくらいのことをしなければ難しいと思いますが、それが良いのかどうかをきちんと考える必要があると感じました。
- 複言語主義について興味があったので、講演で内容を聞くことができてよかった。AL等で異質性との協働が重要視されているが、外国語教育の立場からどのような目的で協同学習をしていくべきかのヒントをもらうことができました。CLILを取り入れた協同学習では教える教員にも別な視点の方法・技術が必要になると思われるので、どのように現場に応用できるか考えていきたい。
- 英語教員になり、約15年になります。時代が変わっても、「話せるならば、ぜひ話してみたい」と答える中高生の想いは変わっていないような気がします。私自身も変わっていません。英語を話してみよう、聞いてみようから相手のことを大切にしてみたいと思えるようなきっかけになるような心がけを授業で工夫し続けていきたいと思います。
- グローバル市民という考え方の、特にExpertise「得意分野を持って世界に貢献」の話に感銘を受けました。コミュニケーションをするためには話の内容が大切だと思うので、日頃からさまざまな分野に興味・関心を持ち、得意分野で世界に貢献できる生徒を育てたいと思います。
- 日本の英語教育の問題点。「たしかに!」と思うことばかりでした。私は山梨の公立高校の教師ですが、お話しの後半で先生がおっしゃっていた「卒業後、どこかで英語に関われる」ように学校教育で「自立した、自律的な」学習者を育てたいと私も日頃から思っていました。今回のご講演で、どのような形で生徒を大学に送り出すか、本来の英語教育の目標を見失わずに、教育に取り組みたいと思います。
- 自分の授業は生徒に英語のスキルを身につけさせることを中心に行っていたところがあった。学校教育ですべきは自律した学習者を育てることだという部分が大切なのだということを忘れてしまっていたが、今日の講演でその大事なことを思い出させて頂けたので感謝しています。
- 現在、「英語が使える日本人」育成の下、財界・経済界主導で英語教育の専門家の範囲外での進言にて始まったことがよくわかりました。社会や企業はもう待てない!ってことで、あせっているんでしょうね。やっぱり足下を見て、しっかりと国民づくりをして欲しいですね。
- 鳥飼先生のコミュニケーション英語偏重における日本の英語教育の体制において、いろいろと問題提起があり、勉強させていただきました。
- 英語の指導法は今まで議論されつづけてきましたが、全くうまくいっていない。問題点が多すぎることがよくわかった。一つ一つ考え直すことが必要。
- すごく良かった。「百万人の英語」が懐かしくなりました。『英語教育論争から考える』を読んでみようと思います。
講演後の質疑・討論についての感想
- 討論の時間が設けられているのは、他の先生がたと意見を交換できて、とてもよいと思いました。
- 高校、中学での取り組みの違い、地域の違いがわかって同じ公教育でもかなりの相違があると感じました。都内の高校では2020年のオリンピックを目指しての英語教育充実を目指し(道案内などのDVDが配布される)中学での少人数学習による多忙化が懸念されます。
- 教育者として、講演を通して、自分自身の答えを見出され、またそれをお聴きし勉強になりました。
- 中学の授業に音声を入れていくことが大切だとお聞きし、また、より自分の音声をブラッシュアップする必要を感じました。
- いろいろな先生方、学生さんの熱い思いをお聞きできて非常に良かったです。
- やわらかく、いい雰囲気でよかったです。司会の萩原さんがいい具合のファシリテートをしていただき、感謝しています!
- 英語音声学の必要性や小学校の英語の導入の問題点など、非常にためになるお話をありがとうございました。
- 最後の若者の発言が、とにかくすばらしかったです。
- 若い人々の発言に励まされました。
- 若い先生方の"気づき"を聞けて良かったですが、ベテランの先生方のお話、感想も参考にしたかったです。
- いい感想が聞けて良かったです。発表した方々、すばらしいです。
- 発言された方々と同様、期待していた以上(何倍も)の講演でした。私も憧れを持っていて英語(とスペイン語)の道に進んだ一人です。これからは日本語教師の資格をとって、言葉を教える活動はこれからも続けていきたいと思います。
- 新人、若い参加者からの発言に触発されました。人の発言を聞いて、改めて講演のポイントが確認できました。
- 具体的なヒントになることも聞けてとても参考になった。各校のCan-doリストの取り組みなども聞けて良かった。
- 先生の主旨がさらにはっきりしてよかったです。中学現場で学べることとか。
- 2つの質問、特に小学校英語の質問はその通りだと思いました。小学校の先生の意見がもっともっと聞けたらと思いました。その苦悩、大変さを!
- 国や文科省の取り組みをどう現場で実現するのかと考えている中で、現場の実際の声を聞けて良かったです。グローバル市民の育成についてグループで確認し合いました。
- フロアーから意見や感想が出てくるのを聞けて自分の勉強にもなった。
- 前に出てきて話した先生のコメントがすばらしく感じいりました。勇気もらいました。
- いろいろな先生方と意見を共有することができ前向きな気持ちになることができました。
- どこでも、同じような感想を持っているのだなと思いました。
- 勉強になりました。
- 各先生方の取り組みが分かりました。
- 若い人たち(教員・学生)の発言が良かった。
- すばらしかったです。(4人の方々の言葉に感動しました。)
- 他の先生方の感想・意見、特に若い先生のが新鮮で感動しました。
- 神奈川の高校の先生の話が印象に残りました。英語を通して、結局は人間として成長する教育をやっていることが伝わってきました。
- 『英語教育は愚民化』という九州大の施教授の著書をご紹介いただきました。
- どの方の意見も同感でした。「グローバル市民とは・・・」に触れたご意見が特に。
- まさか自分が挙手して発言するとは予想していませんでした。皆さんに聞いていただいて、思いを新たにすることができました。
- Global Citizenship。いい言葉ですね。さまざまな困難の中でも子どもたちの成長に依拠して実践している先生方に強く共感を抱きました。
- グループで話し合う時間をとっていただいて、若い方中心に元気の出る話をして下さり、双方向性を感じられてとても良かったです。
- 若い方が数多く参加し、意見を述べているのを見ていて、頼もしく感じました。発表された意見も前向きで、刺激を受けました。
- 小学校英語の問題についての質疑に対する鳥飼先生の回答はまったくその通りだと思います。どうして政治はまちがった方向に進んでいることに気がつかないのでしょうか。
- グループディスカッションで地域、校種の異なる先生方と話ができて良かったです。
- 若い人たちの意見が新鮮でした。
- 上っ面ばかり追い求める現代社会に振り回されて、今の教職免許ってなんなのだろうか?と免許更新制度も含めて思います。
- 動員で来られたのではなく、自らの意志で参加された方ばかりで、質疑・応答・討論の内容もすごく充実していたと思います。
- 一人一人が教師の役割を考えているようで良かった。
講会の企画、その他についての感想
- とても興味深く拝聴しました。到達度別は検討されるべき点があること、All Englishでの英語授業は利点ばかりがあるわけではないことに気づかされ、また、小学校での教科とする考えには私も反対だと同感しています。
- とてもよかったと思います。ありがとうございました。
- グローバル市民と、人材の違いを子どもたちに伝えていきたいです。
- timelyな企画でした。新英研の可能性が示されました。
- 講演会だけで終わりではなく、Q&Aやグループでの話し合いが設けられていて良かったです。
- 小学校の英語を今後どうしていくか注視する…というお答えでしたが、現場では事態は進行していくので、現場としてはどういう教育内容にしていくのか提案が必要です。
- 鳥飼玖美子先生のお話をまたぜひ伺いたいと思います。ぜひ、よろしくお願いいたします。
- とても良かったです。
- 是非また鳥飼先生のお話を聞きたいです。
- スパスパッとした正統派の意見をまた伺いたいです。
- 来年のプレ集会に大きな期待をしています。
- 学校教育に役立つテーマ(企画)であり、参考になった。
- とても勉強になりました。おもしろかったです。埼玉から東京まで出てきて良かったです。
- メディアで取り上げられている鳥飼先生のお話を伺えてうれしく思います。有難うございます。
- 鳥飼先生にお会いして感激しました。きちんとした日本語で分かりやすくお話しされるし、学識に驚きました。ぼくは高校生の時、「百万人の英語」で勉強していて鳥飼先生に憧れていました。
- 小学校の英語教育について、免許法など心配しています。
- このように、深く考える講演会を企画していただけるとありがたいです。
- 企画・準備、ありがとうございました。
- タイムリーで、内容もつまった、いい企画でした。
- 鳥飼先生を呼んでいただけて、本当にありがとうございました。
- グループ討論を設置していただいたのがよかったです。
- とてもためになりました。講演会・質疑・討論とも、もう少し時間をとれればもっとよかったと思います。
- ラジオ「百万人の英語」の世代ですが、初めて実際にお話を聞けてとてもうれしいです。内容も、これからの教えるエネルギーになりました。
- 意見交換の時間ももう少し長くとってもよかったのではないかと思います。
- 話の内容が良かった。
今、取り上げてほしいこと等の意見
- 新英研の絆を感じます。これからもよろしくお願いいたします。
- 「英語はすべて英語で」の問題をどう考え、克服していくのか
- 子どもたちの母語の力+やりとりの力の低下について(実感しているのは私だけではないと思うので)国語科との連携の視点
- 協同学習についての授業実践
- global citizenshipを育てる授業
- 他の国の英語教育の現状
- Freedom Writersのグルーウェル先生を招いて話を聞いてみたいです。
- 今日、鳥飼先生のお話で出てきた協働学習についてもっと詳しく聞いてみたいです。また、機会があれば鳥飼先生のお話を聞きたいです。
- 新英研の精神にのっとり、英語教育やその施策を問い直す活動を望みます。
- 実際に授業でどのようなことができるか等々、アイデアなど。
- もっと長く講演会を聞きたかったです。
- 英語教育が外国語習得と母語や国語教育との関連
- アクティブ・ラーニング、多読
- またこういったテーマや英語教育の改革における問題点や現場の教員はどう行動したらよいのかなど)を取り上げてほしいです。
- 新テストについて
- ①小学校英語活動について ②「英語で授業」について ③中学校教科書の内容について
●日時: | 2016年10月15日(土)14:00~16:30 |
●会場: | 立正大学(品川キャンパス)3号館 335教室 〒141-8602 東京都品川区大崎 4-2-16 |
●講演: |
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詳細は、お知らせ:講演会「コミュニケーションに使える英語の蹉跌」(講師:鳥飼玖美子さん)をご覧ください。 |
★次回以降の例会予定:神奈川新英研HP
(2016年11月7日掲載)