■ 神奈川新英研11月例会

2015年11月
<< '09年'10年'11年'12年'13年'14年'15年'16年'17年'18年 >>
2月3月4月5月6月7月9月10月11月12月

2015年11月21日(土) 大倉山記念館 第4集会室

●近況,最近取り組んでいること

●授業でうまくいかないこと、悩んでいることなど


●高校実践報告:「授業実践8年目現在大切にしていること」

青木智行さん(神奈川県立菅高校)
 私事ですが、会報担当・和田@京都は、例会に参加したのは数年ぶり。2008~2010年まで同僚だった青木さんの実践報告を伺うことが出来たのは大きな歓びでした。教員になられて8年目の青木さんが自己研修を続けてこられたお話は大変興味深かったです。これからのますますのご活躍を楽しみにしています。

1. はじめに

2. 授業

いま大切にしていること5つ

3. 質疑応答

●参加者の感想


●中学実践報告:「『なるほど!』と読みとる学習を良い教材で
                 ―Gorillas and Humansを中心に―」

竹島さち子さん(大妻中学高等学校)

1. はじめに

2. 授業

  1. 「読解」授業
    ・ 週4時間の英語授業を担当する教員とは別に、週1時間「読解」の授業を受け持つ教員がいて、何をやるかは学年裁量になっているそうです。発表者自身は現在、中学3年生を対象にプリント教材を持ち込み、2時間扱いで進めているとのことです。
  2. 「読解」の基本的な進め方
    〈1時間目〉
    1. ①辞書で調べずに、友だちや先生にも聞かず、分からないところは推測しながら自分一人でともかく最後まで読み進める。
    2. ②その後、机を合わせ、3、4人の班になり、「ああだ、こうだ」言いながら内容を確認し合う。先生に聞くのもOK。
    ・ 「ああだ、こうだ」には、ゴリラって、どう数える? 1匹? 1頭?/このas、どう訳せばいい?/thoughって、何だっけ? 思う? 通る?/do soって、何?/professorって、専門家?/チェストビーティングってドラミングのこと?/国が軍隊を使って、経済が戦いを止める?/教授は男? 女?/closerって抑え投手?/インビテ?(inviteを)/フェマル?(femaleを)などがあり、協同学習そのもの。
    〈2時間目〉
    1. ①全体で内容や読み方を確認しながら、設問プリントの答えを確認し合う。また、よく使う単語や語句、文法の確認もする。
    2. ②最後にクラス全体で、考えたことや感じたことを共有する時間を持つ。
  3. 発表者からの問い
    • 英語の授業での「読みとり」の必要性、実施方法
    • 今、必要な教材とは?
    • いわゆる英語力がこのような読解授業でも養われるか。
  4. Gorillas and Humansを読んだ生徒の感想
    • ゴリラが胸を叩くのは相手を威嚇するためとばかり思っていたけど、コミュニケーションを取るためでもあると知って驚きました。
    • I learned that gorillas have a smart way to stop fighting.
    • We should use more peaceful means and our world will be very peaceful without wars and acts of terrorism.
    • It is wrong to control others with force because frustration remains and another problem may happen.
    • Smaller gorillas are important existence.
    • 子どもゴリラや雌ゴリラがけんかをしている強いゴリラの近くに行って、じっと見つめることでけんかを止めたりと、とっても平和でやさしい動物だと思いました。
    • We can learn the importance of ties from them. We humans often use dirty ways. For example, war, bombs, etc. They are not good ways. But gorillas don't use those ways. They always have pure hearts. That's the most important for us.

●参加者の感想

●日時: 2015年11月21日(土) 午後3:30~7:00

3:20 ~ 受付開始
3:30 ~ 5:00 高校レポート [担当:萩原]
5:00 ~ 5:15 休憩
5:15 ~ 6:45 高校レポート [担当:棚谷]
6:45 ~ 7:00 アンケート記入・事務連絡
●会場: 大倉山記念館 第4集会室 (Tel. 045-544-1881)
(東急東横線「大倉山」下車 徒歩5分
改札口を右に出て右折、急坂上る)

より大きな地図で 大倉山記念館までのルート を表示
●高校  
実践報告:
「授業実践8年目現在大切にしていること」
青木智行さん(神奈川県立菅高校)
レポーターから:◎リズムと発音指導(ぐるぐると歌指導)、学習プロセス (Input-Intake-Output)、埼玉の長谷川博之先生から学んだこと
●中学校 
実践報告:
「英語読解授業   Gorillas and Humans  他」
竹島さち子さん(大妻中学高等学校)
レポーターから:勤務校では中2、中3で週1回、英語読解の時間があります。使用している教科書ではない、他の中学や高1の教科書などを元に教材プリントを作成しています。内容が良いので、生徒は考え、感じながら英語を読むことができます。班で学び合う場面を見たり、生徒の感想をクラスでシェアしたりするのも楽しい時間です。今、特に扱いたい教材である Gorillas and Humans を中心に紹介したいと思います。
●会場費: 500円(支部会員200円 学生200円)
[当日会員登録(年会費2000円)で割引適用]
●問い合わせ: 萩原一郎 クリックするとメーラが開きます。

PAGE TOP

(2015年11月10日掲載/12月8日更新)