『新英語教育』 2019年2月(594号)
2月号は毎年新英研の各ブロックに編集の主軸を移し,地域に根ざした編集をお願いしています。ブロック特集は2005年関西ブロックからスタート,今年で15年目を迎えます。九州ブロックとしても3回目の特集担当です。 2018年の夏の全国大会は九州,長崎の佐世保で,内田樹さんの記念講演はじめ,大いに学びあうことができました。今月号はその長崎支部にはお休みいただきながら熊本,大分,福岡,佐賀の4県から,小中高をカバーする英語教育実践を紹介していただきました。小学校英語, “We Can Stand"などの優れた教材,生徒が小先生になって創る授業,高校生にやさしく寄り添った実践,など九州ブロックの底力を示した特集となっています。
特集 | 激動の英語教育を考える |
~九州からの発信~ |
九州から全国へ発信
~よくわかる楽しい授業をめざして~
中村龍彦
● 実践高校
楽しく心動く授業づくりの工夫
立石 斉
● 実践中学
Canの導入は水俣病をとおして
羽野祐司
● 実践中学
みんなが動く授業って楽しいよね
~Group先生・ Group Project~
糸山京子
● 実践高校
実業高校での実践
~よくわかる楽しい授業をめざして~
渡辺 誠
● 実践小学校
英語で表現したくなるとき
~小学校で英語との出会いをどう作るのか~
牧野 幸
● 今月の詩
● Readers’ Square―読者の広場
● ALTと一緒に 第5回
最後のスピーチ(後半) ~立ち位置を変えて~
松口ますみ
● Essay ことば
「語学教育は平和教育」その1
ピーターソン・ひろみ
● 新英研の宝×教材のチカラ 第111回
The Miracle Worker 『奇跡の人』
島崎嗣生
● 韓国の英語教育-KETGの成立 第10回
KETGとともに歩んできた私たちの機関誌
『ともにする英語教育』
KETG (韓国英語教師の会)機関誌より
이동현
● 教室を豊かな学び合いの場に
~協同学習・学習集団づくりのすすめ! 第35回
50分授業の中での協同学習を考える
山崎寛山
● 授業をおいしくするスマイル・レシピ 125
地球のために私たちができることは
赤荻さやか
CREATIVE TEACHING
中学教料書の創造的な扱い方
● 1年 Sunshine
「英語で書くのが当たり前」になるための最初の一歩!
~間違いを恐れず, 「まずは使ってみる」を目指して~
今村仁美
● 2年 NEW CROWN
受動態で東京大空襲を! &インドの魅力を伝える授業を!
福島悦子
● 3年 New Honzon
読み物を音読して楽しもう!
Let’s Read 3 An Artist in the Arctic
三瓶理恵子
● 高校英語の創造的な扱い方
心とからだがあたたまる
アイスブレーキングを使ったグループづくり
黒木千明
● 授業に歌を 212
Can’t Help Falling ln Love With You
「好きにならずにいられない」
和田さつき
● みんなで創る小学校英語 第107回
小・中をつなぐ「優しい・易しいフオニックス」
島 幸子
● 読める長文,楽しい多読―物語の力を授業に 第23回
「読みの力」から「書く力」へ
佐々木忠夫
● 小学校英語のリアル 第11回
専科教員の立場から見た小学校外国語活動の現状
菅原 蒼
● ちょっとチャット英文 授業で触れたい英文 第30回
子どもを励ます75の方法
瀧口 優
新英研 第56回全国大会愛知大会現地便り 第2回
全国大会の思い出と愛矢口大会への期待
山田清文
● Book Review
『英語教育幻想』
『主権者はつくられる』
● 支部・サークルの活動から/掲示板
● 新英研の窓/編集後記
全国大会の力を得て、
九州の底力を見せる!