『新英語教育』 2007年5月(453号)

 少人数制授業や習熟度別授業が広がりつつある昨今、それに対峠する集団の学びに注目が集まっています。新英語教育研究会では、「集団づくり」の分科会を持ち、長年、実践を積み重ねてきました。 また最近では、フィンランド、アメリカ、そして日本でも「協同学習」が徐々に広がり、仲間と高めあう学習が方法としても理論としても注目されています。
 本特集では、新英研の実践や「協同学習」についての情報、そして協同の学びを学校の外にまで広げ、子どもたちの自治活動をサポートする試みも報告されます。
特集 仲間と響きあう
―協同学習は今
●巻頭論文
 協同学習と「学びの共同体」
 沖浜真治

●中学実践報告
 本音で語り合える仲間づくりを目指して
 ―『本音で語るスピーチ』の実践―
 吉岡潤子

●高校実践報告
 英語学習を通して平和を考える
 松永志野

●愛知の高校生
 「個人」から「協同」へ、
「教室」から「街」へ「地域」へ
 ―「学び合い」が生徒と教師を育てる―

 岡本洋美

●海外協同学習
 協同学習の基本原理と主要な実践方法
 伏野久美子


今月の詩
Reader’s Square―読者の広場―
帰ってきた!関西のツボ
 連載2
Essay ことば
本物の「愛国心」を人民の手に.
 救陀野 閑湧
生徒が変わる!授業の工夫 連載2
第2回 教科通信を発行する
 田中 渡
遅れがちな子どもとともに
~「明けない夜はないっていうけど…」
 連載14
叱るとは、学生を見極めるための重要な技術
 鈴木政浩
光ることば―授業に生きる英文資料 連載36
謎解き赤毛のアン
 安野寿美
Creative Teaching 中学教料書の創造的な扱い方

1年 COLUMBUS 21
英語で発信しよう
―Unit 1 “Hi!" 自己紹介をしよう―
 安藤恵美

2年 TOTAL ENGLISH
“The 3 Important Global Issues"を
どのように授業に取り入れるか(2)
 長田寿和子

3年 NEW HORIZON
クイズを通して受動態の学習
―自己表現で仲間理解を―
 大泉絢子
高校英語の創造的な扱い方
slow learnerばかりの高1教室では
―be動詞の識別は「つまらない」か?―
 徳長誠一
Hello! 地球の子どもたち 連載12
スペイン
 瀧口 優
どうする?小学校の英語 連載38
荒川区小学校英語教育フォーラムに参加して
 戸田 康
映画で学ぶ楽しい英語の授業 連載57
ターザン
 鈴木政浩
春夏秋冬自己表現 連載2
 安野寿美
新英研第44回全国大会現地便り
 奥西正史
Book Review
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奥西正史の本棚 新連載

支部・サークルの活動から/掲示板
新英研の窓編集後記

To and Fro 左京育雄 連載2
つれづれなるままに 森山淑夫 連載2 

2007年

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