東京新英研1月例会 [会場&オンライン] (2024年)

2024年3月9日

新英研東京支部1月例会実施報告

 今年度も 1 月例会は東京教研外国語分科会との合同で「一枚レポート」や、ワークシートを持ち寄っての研究会を行いました、次々、授業のエッセンスが紹介される様子は、「レポートのパレード!」、たくさんの資料をお土産に気分はホクホクとなって帰宅しました。参加者は26名(オンライン11名)で、若い先生や大学生の参加もあり、レポートは 7 編+ESAT―J 意見交流、英語の歌 To Be With You の紹介もありました。

<参加者の感想から>

  • 英語の授業作り、教材つくり、そして授業運営について学べて有意義でした。特に、Yさんの人称体操には温かみが伝わりかつ楽しく、「この先生についていきたい 」と思わせる雰囲気を感じました。
  • それぞれの先生方の工夫が短い時間にギュッと凝縮されてお得感がありました。私もトリオディスカッションとジグソーreading に興味を持ちました。A さんの「学ぶ楽しさは生きる楽しさ。やる気は自分の心から」が沁みました。
  • 地元の英語の先生以外の方もお誘いし、来ていただくことができました。地域を持ち回りで開催しているからこその恩恵で、とてもありがたく思いました。運営に携わってくださった皆様に感謝いたします。
     外国語分科会では、成功例だけではなく、うまくいかない、苦労した経験から生み出された実践が多く、参加者は、すぐ自分の実践に活かしたいという気持ちで、詳細まで質問していた姿に教室で勝負している実践者の気迫を感じました。
     大学生の参加、新卒2年目の先生の参加でフレッシュな空気もあり、とても良かったです。ESATーJ の現場での状況は非常に深刻で、都教委はもう少し誠実に考えて施策を実施してほしいと思いました。これだけの負担を現場に背負わせて、まだ学校が機能していることが奇跡的だとさえ思います。これからもしっかり教育運動を進めていきたいと思います。

 ここ数年続いていますが、今年も新しい方にも発表してもらうことができました。ESAT-J に代表されるような、形式的なコミュニケーションと4技能スキルのみ重視の英語習得観中心の授業スタイルに疑問を持ち、人間同士の中身のあるコミュニケ―ション、学ぶことの内容や自分で考えることを大切にした授業に若い方が関心を持って実践していることに希望を感じます。こうした授業づくりについて、年齢に関係なく対等かつ率直に語り合える場としてこの分科会を続けていきたいと思います。

東京教研外国語部会 兼 新英研東京支部1月例会

日時

2024年1月27日(土)11:00~16:00 (12:00~13:00休憩)

●実施方法

会場での参加 と Zoomによるオンライン参加 併用

●場所

江戸川区立北小岩小学校
(京成線 京成小岩駅下車 徒歩約5分)
    (必ず上履きをご持参ください。会場での貸し出しはありません。)

参加申込方法:

会場参加・オンライン参加のいずれの場合も、下記のURLから前日までに必ず事前参加申込をしてください(参加費無料)。

全員にZoom参加IDとパスコードをお知らせします。

*申込フォームURL と QRコード 
 https://forms.gle/31BwCbEy5r7WzETc9

当日の内容:

11:00 開会 自己紹介 Let’s Sing!  

    レポート① 「Question Timeの実践」

    レポート② 「Googleフォームを活用した英単語テストで、粘り強く取り組む姿勢を見とる」

12:10  昼休み

13:00 レポート③ 「日々更新、中学校文法スライド200で生徒の反応がよかったもの」

    レポート④ 「定期考査の振り返り『自由』レポート」

    レポート⑤ 「海外研修での学びを授業に生かす(続編)」

    レポート⑥ 「子どもと学び つなぐ~「分かった会」ー低学力突破へ、「無料学習支援教室の取組みとー」

 休憩

14:40 「ESAT-Jがもたらしたもの」

15:10 交流とまとめ  困っていることについて話そう、今日学んだことを共有しよう

15:40 連絡 閉会

参加料

 無 料

問合せ

上記参加申込フォームからどうぞ(参加未定でも結構です)

✿たくさんの方々の参加をお待ちしています!  

2024年3月9日例会2023年,東京

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