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■ お知らせ

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春の市民大集会 2024年4月19日 都議会議事堂第1会議室

中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の問題点
実際に体験した生徒・保護者や学校現場の声

■参加方法■

【会場参加の方】
 参加希望の方は、直接、会場にお越しください。

【オンライン参加の方】
zoomを利用します。
https://us06web.zoom.us/j/84478265286?pwd=
M1mJ5TS1HGP7KmDk77VdgBkS6SfE1l.1

問い合わせ先 stoptokyospeakingtests@gmail.com
都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会


◆都立高校入試に導入されたESAT-J:「英語スピーキングテスト」とは?

 東京都教育委員会はベネッセ・コーポレーションと協定を結び、令和4年度から全公立中学3年生を対象に「中学校英語スピーキングテスト」(ESAT-J)を11月に到達度テストとして実施し、 その結果を都立高校入試の合否判定に「活用」してきました。これには多くの問題点があることが教育研究者、教員、保護者、そして生徒たち自身から指摘され続けています。

ミスやトラブルがあっても合否判定に使われる

「イヤーマフをつけても他の人の声が聞こえた」というケースが166件、前後半に分けて行われたため、「前半組の受験生の声が別室待機の後半組の人に聞こえた」というケースが92件、 録音テストの際「他人の声が録音された」というケースが55件あった。
(令和4年度 都議連・保護者・市民団体のSNSアンケート集計結果)

中学校現場の負担増

 申し込み手続きや様々な事務処理は学校現場に丸投げ、申込・確認作業84.6%、不登校生徒への対応77.8%などに負担を感じたと回答があった。(令和5年度 東京教育連絡会による実施状況調査結果)

◆中学1、2年生に実施された英語スピーキングテストも問題だらけ

ベネッセ・コーポレーションが本テスト実施2年で撤退した後、東京都教育委員会はブリティッシュカウンシルと協定を結び、令和5年度から全公立中学1、2年生を対象にスピーキングテスト(ESAT-J Year1・Year2)を実施しましたが、これにも多くの問題点があります。

(実際にテストを受けた生徒の声)
  • 先に始めた人や声の大きい人の解答が聞こえてしまう。直した方がよいと思う。
  • 考える時間が非常に少ない ・スタートから遅れて話し始めると、他人の答えが聞こえてしまう
  • 周りの人の声が結構聞こえて、頭がこんがらがってしまった ・声デカい人の声がめちゃ聞えた。
  • 説明がよくわからないこともあった ・周りの声が聞こえすぎて集中できない
  • 周りの声が聞こえてしまうので、それを真似したり、考えていたことが頭から飛ぶのでよくない。

◆こんな杜撰なテストにみなさんの貴重な税金が使われています!

 予算は今年度35億円、次年度43億円へと拡大しています。これだけの予算があれば全都の小中学校での35人学級が可能になります。 (「ゆとりある教育を求める全国の教育条件を調べる会」試算) 1年生の試験時間は9分間。わずか9分間のテストに莫大なお金をかけるよりも、生徒の日頃の学習環境のために、1クラスの生徒数を減らしたり、英語科教員の数を増やしたりと、もっと有意義なことに、教育予算を使うべきです。ぜひ、皆さんの声を都政に届けましょう!

主催:都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会
   都立高校入試英語スピーキングテストに反対する保護者の会
共催:英語スピーキングテストの入試活用中止のための議員連盟(英スピ議連)


(2024年4月2日掲載)

 

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