新英語教育研究会 第46回 全国大会(東京大会)
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8月
1日 2日 3日
 

9:00〜10:45

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ワークショップテーマ別分科会の全体から、1つを選んで参加できます。

ワークショップ

1.小学校の英語 「ローマ字ばっちりで本格的英語学習に備えよう」

緒方智子(長崎・大)

 多くの英語教師はローマ字が読める生徒は英語文字の音声化が容易だということを経験的に知っています。これはローマ字学習を通して無意識のうちに英語文字の音素と子音+母音の合成法を習得しているからだと思います。この辺を考慮して行った小学生対象の「ローマ字ばっちりで本格的英語学習に備えよう」の実践をとりあげます。

2.中学英語 「どの子にも輝く場面作りを」

日比和子(神奈川・中)

 小学校英語導入の余波、グレーゾーンの生徒の増加、塾漬けで本当の英語の楽しさを知らない生徒、自己肯定感が持てない生徒・・・年々、多種多様な集団になりつつあります。その中で、それぞれの子が活き活きと目が輝く場面作りをするにはどんな工夫をしたらよいか、実体験してもらいながらいくつか紹介していきたいと思います。

3.高校の英語 「4技能を取り入れた英語Ⅰの授業」

 萩原一郎(神奈川・高校)

4技能をバランスよく取り入れて高校英語の授業を構成するにどうしたらよいか、「英語Ⅰ」を例にしてワークショップ形式で体験してみましょう。家庭学習のやり方、 授業内容をどのように定期テストに結びつけたらよいかについてもふれたいと思います。

4.英語の歌 「英語の歌を教材として扱う―主に歌詞の心を読み取る―」

米蒸健一(埼玉・中・高)

 そもそも、歌詞という教材は、どんな特徴をもっているのか。そもそも、歌を授業で使う意味は何か。どんな使い方があか。
 どんな曲を選ぶべきか。特に「歌詞を深く読み取り、歌詞の心(メッセージなど)を考える授業をする時、どんな発問を用意すべきか」などを、参加者のみなさんが生徒の立場になって授業を体験されて、考えていただきたい。

5.協同学習 「協同学習技法を使ってみよう(入門ワークショップ)」

伏野久美子(東京・大)

 協同学習は生徒が高めあい、ともに学び合うことを目指している。協同学習の技法は、生徒のより積極的な授業参加を促すのにとても効果的である。この入門ワークショップでは、「協同学習の手法を授業に取り入れたいがどうしたらいいか分からない」という先生のために、協同学習の簡単な技法を紹介しながら、それを実際に体験してもらう
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テーマ別分科会

1.東京大空襲

元木キサ子さん(東京大空襲生存者)、
阿原成光(東京大空襲・防災資料センター世話人)


 1945年3月10日未明の東京大空襲は周到に準備され、10万人の犠牲者を出しました。燃えやすい家屋を周りから爆撃して殺しつくすという大虐殺の戦争犯罪でした。東京大空襲被災者のお話、民間の力で建設した「東京大空襲・戦災資料センター」の話、「核兵器と戦争のない21世紀」を願って子どもたちの力でセンターに建てた「世界の子どもの平和像」の話を聞きます。
元木さんは、東京新英研製作「英語で学ぶ東京大空襲」の主人公です。
    (関連:オプショナルツアー

2.地球市民講座

松井ケティ(東京・大)・神 直子(Bridge for Peace)

 地球市民とは自分の個性を大切にし、自分の属する組織へのアイデンティティーを持ちながらも、帰属意識を超えて、人類・地球的視点を持ち行動できる人だと思う。競争から共生へ、量から質へと目標をたてながら、地球市民教育をどう進めていくか探求していく。具体的に、若い世代の一地球市民のフィリピンと日本をつなぐ活動を紹介し、歴史的トラウマを乗り越え、和解へのプロセスをともに考えたい。


神直子さんと 若者たちの <戦争体験を語り継ぐ> 活動が、8月10日の朝ズバという番組(TBS)で紹介されました。

3.平和の光を世界の隅々に!
       Shine the light of Article 9 upon the whole world!

奈良勝行(東京・大)・長田寿和子(兵庫・中)

Article9は「世界の宝」、 世界に広げよう!
  1. 「平和(Artcle9)」を世界に発信
  2. 平和についての授業の取り組み紹介
  3. 「ねがい」の歌の普及
  4. ケニアに学校を造ろう運動 など

4.環境と文化〜ナマケモノになろう!
    ―セヴァンスズキ・ハチドリの一滴・スローライフ―

馬場直子(ナマケモノ倶楽部

 環境や国際協力などのトピックを、次世代を担う子どもたちに、英語で発信してみませんか?海外メディアからも注目される「スロー」や「100万人のキャンドルナイト」を提唱する環境=文化NGOナマケモノ倶楽部の活動や、ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんもお気に入りの「ハチドリのひとしずく」、世界的な青年環境リーダー、セヴァン・スズキの「伝説のスピーチ」といった環境教育のトピックスをご紹介します。

5.韓国の英語教育 English Classes in Korea

KETG ( Korean English Teachers Group )

 KETGと新英研の交流も9年目を迎えました。KETGは新英研をふくめ海外の英語教育からさまざまなことを学びながら、韓国にふさわしい外国語教育の進め方を研究しています。
 日本よりも早く「小学校英語」や「英語で英語を」の政策が進められてきた韓国で、今どのような教育実践と研究が行われているかを発表していただきます。

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