■　東京新英研　春の特別研究集会

電車・徒歩

■高輪台駅
　都営浅草線　A2出口より徒歩５分
■白金台駅
　南北線・都営三田線　A2出口より徒歩７分

バス

■品川駅
　都営バス目黒行　明治学院前下車　徒歩８分
■目黒駅
　都営バス大井競馬場行　明治学院前下車　徒歩10分

「ことばってすごい！　みんな楽しい！　みんなわかる！
― 今こそ、心をとおった自己表現でつながる
　『ユニバーサル』な授業づくりを！」

　小学校英語を何とかしなくちゃ、と本を創る中で見えてきた、あるべき外国語教育の姿。小では何、中では何、ではない、小中高大その他を通して育てるべき外国語教育の目標、それは「心をとおった自己表現でつながり合うこと」。教室はその練習の場。仲間とつながり、世界の人々とつながり、生き方を考える、そんな授業を目指します。実現には絞り込まれた言語の基礎（base）とそこから紡ぎ出され積み重なっていく発展（building）- base buildingという考え方が大切と考えます。当日は実際の教材を使ってワークショップをします。「2 questions」「ハッピーコミュニケーション＋Englishアドリブ（『能動的クイックレスポンス』）」「センテンスビルディングカード」「3色ペン」「覚え歌ラップ100」「『こんなに簡単でいいんですか』関係代名詞」「スペコン祭」「真珠湾へサダコの鶴を」「授業ビデオ上映」等。新しい1年の、また次の東京新英研50年の礎になれば幸いです。

「高等学校における英語自己表現の指導
―creative writingを中心として―」

　遅れがちな生徒たちとどのように授業をつくっていくか、そして英語による生き生きとした自己表現活動の２つが新英語教育研究会の実践の真髄であると言えます。私自身、神奈川の県立高校６校で英語を教えてきましたが、進学校の経験は１回もなく、すべての高校で授業をどのように成立させるか苦闘の毎日を過ごしてきました。その中で、私の授業を支えてくれたものの一つが自己表現活動でした。今回のお話の中では、高等学校において自己表現活動を可能にするための手立て、１文による自己表現からはじめてそれを２文、３文、さらにパラグラフへと発展させていく手法、英詩づくり・マンガを使った自己表現活動など多様なcreative writingの紹介、そして生徒が書いてきた作品をどのように見るか、また生徒作品をクラス内で「共有化」する方法など多様な角度から英語自己表現活動をふり返ってみたいと思います。