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- 中学レポート
「SADAKOから平和を伝え、考える」
渡辺美夏子さん(稲城第五中学校)
- 「子どもたちは地球の一員。その行動には責任が伴います。日本語以外の言語を使う人々とコミュ
ニケーションをとるために、共通語として使われている英語を使えるようになって欲しいと考えて
います。また、20世紀は「戦争の世紀」とも言われますが、その悲惨な事実が繰り返されることだ
けは避けねばなりません。そのために、私は子どもたちが考える力を伸ばすこと、事実を知ること、
その事実や自分の考えを伝える力を伸ばすことが重要だと考えています。知るべきことを自ら調べ、
英語にし、発信して、他の子どもたちの考えに耳を傾ける。このような経験を通して、学んだこと
がその後も大切な事柄として、子どもたちの内面に残れば、と思っています 。」
- 高校レポート
「英語で論述力を養う」
森口悦子さん (私立和光高等学校)
- 「私立和光中学校で10年弱、中学生に英語を教え、高校に異動になり、この一年フレッシュでない
新人高校教師を体験しました。和光高校二年必修の英語では、ハーフクラス制度を導入していて、
20人の生徒と楽しくわいわい授業をしています。この一年を通して、英語の定期試験の中に論述問
題を出しています。なぜ、英語の試験に日本語の論述問題を出すのか。 「受験英語」から外れて、高
校生に教えるべき英語とは何だろう。その考えをたどりながら、英語の授業で身につけたい力をみ
なさんで考えていけたらと思います。」
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