■ 長崎新英研9月例会
2015年9月
長崎新英研9月例会のお知らせ
9月19日(土)に、11名の参加で行いました。
(1)全国大会報告
- ①新英研講座「小学校外国語活動について」(内海先生より)
兵庫県の小学校で英語を専科で教えられている高松先生の実践の紹介。ローマ字で日本語の音声への気づきを促し(訓令式とヘボン式はミックスして教える)、高学年でアルファベットを導入する。 - ②第6分科会「協同学習」(内海先生より)
全職員が協力して協同学習に取り組み、教科の垣根をこえて生徒の情報交換を活発に行い、3年間で学校が変容した。ペア活動が基本。ペアで関係がつくれなければ、3,4人グループでの協同学習が成り立たない。インプットとアウトプットをバランスよく組み込むことが大切。 - ③第5分科会「どんな学力を目指し、どう評価するか」(高柳先生より)
群馬の定時制高校の見城先生の実践。(時間に限りがあり、資料の提示のみ) - ④テーマ別分科会「満蒙問題の歴史」(高柳先生より)
満蒙開拓の歴史を学ぶことで改めて平和の大切さを学ぶことができ、心を揺さぶられた内容であった。
(2)初参加の先生(中学校)より質問
- ①授業の導入は何をしているか
前時の復習として単語ビンゴや本文のQ&Aクイズから、帯学習としてのHCT,歌、ペアでの会話活動、チャンツなど、先生方から様々な意見が出されました。 - ②指示の出し方、注目のさせ方(ペア・グループでの活動後や、活動の切りかえの時)
生徒に授業の見通しを持たせるために、50分の活動内容と、本時の目標を生徒に提示しておく。やることがわかれば、生徒は安心して取り組む。活動をさせっぱなしではなく、よく観察し不十分な点が見つかれば途中で補足を入れる。落ち着かない雰囲気があるクラスでは、指示をICTで提示したり、注目させる時はタンバリンを使うという意見もありました。
(3)鈴木先生より、勤務校(高校・定時制)での実践について
定時制高校の現状のお話。全国大会の根岸先生の分科会(協同学習)に参加して、生徒たちに有効だと感じた。年に1回だけALTを招いて、生徒にコミュニケーションの場を持たせている。
日時: | 2015年9月19日(土)13:30 ~ 17:00 |
場所: |
川棚町中央公民館(川棚町役場向かい) |
内容: |
(1)全国大会報告 (2)初参加者よりの質問 (3)鈴木先生の実践報告 |
お問い合せ: | 辻圭子(佐世保市立早岐中学校勤務)まで |
(2015年10月25日掲載)