〇授業実践報告①(12:30 ~13:30)のご紹介
「アンネの生き方
― 日記を共に読み、共に感じる」
堀 恵美子さん(豊島区立駒込中学校)
"Total" 3年生最後のレッスン「アンネの日記」から戦争への複雑な思いを読み取らせ、同じ15歳の人間として自分の意見を表現させたいと願ってすすめた授業を報告します。アンネのクイズ、原書の紹介、パネル展資料の利用などいろいろな試みをやってみました。
〇授業実践報告②( 13:45 ~14:45)のご紹介
「自主教材・自己表現・学び合いで授業を
生き生きと」
田中 渡さん(埼玉県立深谷高校)
学年での活動と合わせての2年間の授業の取り組みを報告します。教科書と関連させてカンボジアポルポト派・日本の教育費に関する自習教材、共同での読み取りからの英文レポート、沖縄修学旅行に向けての多読・教科通信・ピースメッセージなど、様々な取り組みを通して、わかる・学びの深まる・平和について考える授業 を目指してきました。
〇英語ワークショップと講演(15:00 ~17:00)のご紹介
「勇気の人 ― 杉原千畝」
石岡史子さん
(NPO法人ホロコースト教育資料センター[愛称Kokoro]代表)
第二次世界大戦時、ナチスから逃れるユダヤ難民に日本通過の許可書(ビザ)を発給し、6000人の生命を助けた日本人外交官・杉原千畝。ホロコースト資料センターKokoroでは、助けられた80名から証言を集めて杉原千畝の勇気ある行動を子どもたちと学んでいます。
この英語ワークショップでは、杉原領事が出したビザを読み解いたり、助けられた難民たちの足跡をたどってみたりしながら、楽しく英語で学べるアイディアを実践します。勇気だけでなく、先を見通す力、人としての良心、臨機応変さ、他者の苦しみを思いやる心など、人間・杉原千畝の行動から一緒に学んでみませんか?
<英語ワークショップのプログラム(予定)>
① I wish I had courage アイスブレーキング
② What if I was in his situation… 杉原領事の苦悩に思いをはせる
③ Visas for life ビザを読み解く
④ The long escape journey of the refugees 地図で難民の足跡をたどる
⑤ "Whoever saves a single life, saves an entire universe."
助けられた人たちの声を聞く
初めての方も是非おいで下さい。お待ちしていまーす! (事前の申し込みは要りません)