■ 大英研6月例会報告
2010年6月
6/26(土)には大阪で研究集会が2つありました。
一つは、午前中に堺市立原山台中学校で行われた、2010堺教育研究集会。外国語教育の分科会もあったので、新英研大分大会のパンフを宣伝してきました。堺の中学の先生が4名ほど大分大会に参加してくださるようです。
もう一つは、午後から大阪市立社会福祉センターで、<新英研第47回全国大会(大分大会)成功!「大英研」6月例会>でした。
一つは、午前中に堺市立原山台中学校で行われた、2010堺教育研究集会。外国語教育の分科会もあったので、新英研大分大会のパンフを宣伝してきました。堺の中学の先生が4名ほど大分大会に参加してくださるようです。
もう一つは、午後から大阪市立社会福祉センターで、<新英研第47回全国大会(大分大会)成功!「大英研」6月例会>でした。
(1)中学校の授業交流
杉野 聡子(吹田市立第五中学校)
新任3年間を振り返って
(2)デジタル実技講座
吉浦 潤次(府立交野高校)
1 感動の映画「ラブリーボーン」をリスニング教材としてプリントなどで説明2 授業で活用するiPod、iPodで使う音声や映像の加工方法の紹介
6/19の長田さんをはげます会のあった1週間前、6/26大英研例会の参加者数は10名程度の予想。しかし、昨日、予想を上回る、21名の参加でした。みなさんありがとうございました。
感想文(の一部)
- 音で英語は聞き取れるが、文字になおせない生徒へのアプローチはどうすればいいですか? 今日はとてもたくさんの刺激を頂く事ができました。杉野先生の報告から自分の授業のふり返りもすることができたのと、吉浦先生の機材を駆使した技術を目のあたりにし、自分もがんばろうと思いました。(八尾、Tさん)
- ペアワークや班活動が難しいです。それに伴い音声指導が充実できていないです。話す意味をこちらが提示できないからもありますが、話せなくても入試には関係ないという思いも生徒にはあるようです。暗誦を評価に入れれば、子ども達はやりますが、ノートや英作と違ってあまり意欲的ではないです。それもこの子たちの特性なのかと思って塾のような授業をやっているので、なんとかして客気のある授業にできないものかと思っています。(大阪市、Nさん)
- 小学校で英語を担当していますが、卒業して中学校にいった子ども達が英語の時間に声が出なくなり意欲を失ってるので悩んでいます。小学校ではゲームや歌が中心なんで、楽しいのは当然なんですが、中学生にリピート時に声を出させるにはどうすればいいんでしょうか?(Sさん)
- いま悩んでいること。(1) レベルがバラバラな生徒を教えるのに、どのレベルに合わせてまとめていくか? (2) ゲームや文化を扱う小学校英語から、テキスト中心の中学校英語のギャップをどう埋めればいいのだろうか?(池田市、Uさん)
- 今日は有意義な会でありがとうございました。いま悩んでるのは、生徒が受け身的で主体的に授業にとりくんでいなことです。また、書くことにも抵抗を感じているようです。また参加したいと思います。(Iさん)
- 教師として教え始めまだ3ヶ月なので、先生方より遙かうしろにいて聞かせて頂きました。杉野先生の体験談は、うまくいかなかったことな、パターン化とマンネリ化を打ち破ることに解決の糸口が見えたような気がします。でも、実際の授業のことを考えると、アクティビティーを組み込むと遅れが出てしまう点を克服していきたいと思います。(東大阪市、Kさん)
筆者の鎌田は、午後に大英研例会があったので、堺教育研究集会の外国語教育分科会は、最初の発表者の途中で失礼したのですが、堺の方も、大英研例会の方も、年配の先生と若い先生の両方が参加されていたのは嬉しいことでした。
(連絡先:鎌田栄一)
(2010年10月20日)