■ 東京新英研2月例会

2009年2月
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2月5月6月11月
 2月21日、東京市ヶ谷の大妻女子中学・高校で東京新英研2月例会がありました。

すばらしい施設、協力体制、そして感想英作文集

 まず校舎のすばらしいことに絶句。6階にあるCALL教室まで、6台もあるエレベーター(!)の一つで移動し、音響もビジュアルもバッチリのCALL教室2で例会だったのですが、ベテランの竹島さんと若い大坪さんの2人で行われた発表は、その協力体制もすばらしかったです。
  たとえば、竹島さんが実践の説明をしている間は大坪さんが次に使う機器の準備をし、大坪さんが人称覚え歌をワークショップ形式で参加者に教えている間は、竹島さんが次の発表の準備をスムーズにしている、という具合で、普段からよく話し合われ協力し合っている英語科の体勢が「非常にいい」という言葉を裏付けているような発表でした。
  テーマは、自己紹介から始まって文法、多読、ペアワークの有効利用(アクティビティーだけじゃないんです)英検とあらゆるチャンスを利用した実践はとてもinformativeでした。
 圧巻は英語の授業の感想英作文集。3年間で受けた英語の授業の中で、印象に残った物を英語で書き、自分の感想を含めて文集にした物。New CrownのSadakoやM.L.King、Landmineを多くの生徒が印象に残った課としてあげ、内容を自分なりに英文でまとめ、英文で感想を書き、日本語で短いコメントをいれて、読んだ人にもコメントをもとめる文集ははじめてでした。
  これだけの力が3年間でつくのだなあと(週に一般の授業3時間、CALL教室の授業1時間、英会話の授業1時間)と思いました。いろいろな意味で有意義な例会でした。

連絡先:安野寿美
(2009年9月21日)