■ 熊本新英研9月例会報告

2009年9月
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1月3月4月9月
 9月例会は新しいメンバーも含め、9名の参加で、新英研の全国大会や参加者の報告だけでも時間が足りないくらいで充実した会となりました。

生徒指導

 まずは生徒の実態や生徒指導の大変さが出されました。
 その中で人吉から参加の富田さんは中学1年の飛び込みで入った授業で「否定の中の肯定」で出来るだけほめながら進めたら生徒たちの反応がとても良かった事を報告。家庭的にも厳しい状況の生徒が多い中、私たちも心に余裕を持って接するよう心がけたいと改めて思った事でした。

授業~発音

 授業に関しては多くの生徒が発音が出来ないのが悩みの種です。
 中学校でも最初にSSHやそれぞれの方法でフォニックスに取り組むもののなかなか定着は難しく、高校でも一つ一つの単語にカナを振らないと読めない生徒もいます。その事で、ずっと松香フォニックスのメンバーで勉強中の高安さんが高校でも自分は分かり易い母音や子音のポスターを使っていると紹介してくれました。
 松香フォニックス研究所刊「フォニックスルール・ポスター10枚入りCD1枚とテキスト付き」(Tel: 03-5302-1651 ¥6,300)
 少し高いですが個人で、または学校で揃えられたらいいですね。「英語科の教室が(欲しい!)あれば、前に貼っておき、常に利用できるのにね」とも話したことでした。更にそういう大切な基礎だから小学校の英語指導の難しさも想像出来るという話にも及びました。

近況報告

 塾で頑張っている竹森さんは大学生にTOEICを指導している事、上村さんは近況報告と今、読んでいる本「地球が天国になる本」を紹介。
  上田さんは研究授業の準備で忙しかったけれど夏休みの課題に生徒たちが一生懸命取り組んでくれて嬉しかったことを報告。次回の10月例会には全英連(東京)に参加の為、11月の例会で報告してくれるそうで楽しみです。
 畠田はJRCの九州ブロックでのカンボジア派遣で地雷博物館やキリングフィールドの写真を見せ、簡単な報告をしました。(10月例会は17日(土)午後6時半~9時 熊本市九品寺教育会館にて)

(2010年2月20日掲載)