■ 東京新英研・大勇気塾8月例会
2007年8月
2007年
8月19日(日)、阿原邸に6名の参加者が集い、大勇気塾が開催されました。

(1)授業づくりのポイントは?

声―命の core、
勇気― courage core+age 心を集める、
励ます―encourage外国語学習 異次元への挑戦 飛躍を励ます、
ということで「音声によるコミュニケーション」をテーマに、話し合いました。
(早乙女さん)Happy Communication Time の最後の質問だけを、前回の授業で学習した文法を用いてやっている。男子同士、女子同士のペアばかりつくってしまったので、2学期以降は男女のペアをつくらせたい。
(安齋さん)ノリが悪いので、writingに力を入れてしまう。書くと、英文が残るので、いいと思う。文法や用語を教えないと、「塾では教えてくれたのに。」と思われてしまう。
(関口(守)さん)テーマを与え、1,2分自分の思っていることをペアになって相手に伝える。キーワードだけ日本語でメモをさせる。メモを参考に相手のことをみんなの前で英語で発表する。
(まとめ)子ども同士が授業の中でどのくらい音声によるコミュニケーションをとるか、が大切。自己表現が大事。自分のことを繰り返し言うことで、一生忘れない英語が身に付く。「声に出したものは忘れない。」という場面を授業内でつくり、実感させる。できない子は「文法や書く力」がない子であって、「感じる力」はある。音声には感じさせるものがある。
☆「何のためにやるのか」「何をやればいいのか」「どのようにやるのか」「どのように・・・」を考える前に、目標をはっきりさせる必要がある。

(2)ひとりひとりの課題は、

(1)大きくて高いWHY 目的論
(2)たしかでやさしいWHAT 到達目標論
(3)豊かで力強いHOW 学習方法論
(4)どの子も人間らしく生かすWHERE 英語教育政策論

(3)外国語教育としての英語教育のマジック教材

(1)文字と音を結びつける アルファベットカードゲーム
(2)単語と文を結びつける センテンスビルディングカード

 猛暑の中ではありましたが、風鈴の音色をBGMに、風通しのよい阿原邸で、有意義な会を開くことができました。後半は、阿原先生の健康の秘訣となっているおいしいお茶をいただきながら、センテンスビルディングカードを実際に使って、指導方法を教えて頂きました。また、阿原先生の書斎にもおじゃましましたが、まさに“宝の山”でした!!2学期の授業に向けて、やる気、元気、勇気、そして宝物をただくことができた、すばらしい会となりました。


(2007年12月19日)