■ 山形新英研7月例会
2005年7月
 7月16日(土)1時半〜6時(4時半終了予定でしたが)、冨樫和子の家にて。

(1時半〜2時)
お互い自己紹介をしているなかで、大修館から2002年にでた芳賀修栄さんの「アメリカン・ポップスの心」を本だなから探して、盛り上がっているところへ、管さんが酒田から着きました。2時間、本当に遠いです。いつもご苦労様です。
(2時〜2時30分)
自己紹介とオープニングの歌Hero。芳賀修栄さんは東北新英研集会で、管さんのギターに刺激を受け、ギターを再開したそうです。ギター暦は中1からということでした。とてもむずかしいHeroをおふたりで見事なセッションを展開してくれました。帰りに、管さんと芳賀さんは次回のセッションの約束をしておりました。山形新英研新たな楽しみです。
(2時30分〜3時30分)
山形西高等学校、芳賀修栄さんによる「高校英語教科書の創造的取り扱いについて」楯岡高校と山形西高校での実践。 
  1. 読解の授業で工夫したこと
  2. 文法の授業にスパイスを
  3. オーセンティックな言語材料の利用
  4. 受験英語にスパイスを
 芳賀さんは題材をすべてご自分で探していて、その幅の広さに、ただただ、感心しました。詳しくは「新英語教育10月号」参照。山形の受験校のものすごい忙しさの中で、生徒の興味関心をひきつける題材を探し工夫を凝らしている姿に圧倒されました。
(3時30分〜4時30分)
Jica 鈴木圭子さんによる 「無人島ゲーム」ワークショップ:3人と4人の2組に分かれて、無人島で必要なものを選び、"needs"と"wants”に品物を分けていく。そういう作業の中で支援を必要とする国に本当に必要なものは何なのか、人間生きていくために必要なの物は物質的なものだけではないということを、自分たちで気づいていくというワークショップでした。
(4時30分〜5時30分)
大石田町国際専門員の小野エイミーさんによるTPR Story Telling。  2003年1月の山形新英研冬の学習会でDyslexia(難読症)をワークショップで理解させてくれたエイミーさんでしたが、今回は発話に効果的なTotal Physical Response(命令文で動かすという方法)のStory Tellingの実践を、手話言語を使ってのワークショップで納得させてくれました。
(5時30分〜6時) 
各教室から
  • 冨樫和子:イラクの少女の手紙  
  • 管幹雄さん:「ライフ・リンク」 
  • 菅野すみ子さん:授業はじめのプリント               
  • 高橋亮さん:私教連青年部による教科懇の再開の提案。
 そして管さんと私は憲法九条、国際ドキュメンタリー関連の「父と暮らせば」ー黒木和雄監督、宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信出演ーを見るべく高速で飛ばし、ぎりぎり間に合いました。素晴らしい作品でした。宮沢りえさんに第二の吉永小百合さんを期待していました。

(連絡先:冨樫和子)
(2005年11月12日)

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