■ 千葉支部3月例会

2005年3月
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3月
 3月25日(金)午後2時30分より柏中央公民館にて8名参加。「小さな実践報告会」ということで、テーマを決めないで開催すると参加者数が多いという変な現象が今回も現れました。

◎まずは実籾高校の家森二郎さん。

『日本一短い誰かさんへの手紙』ということで、相手を決めて短い一文を日本語と英語でメッセージを書く。相手は友達でも親でも首相でも誰でも良い。まとめてプリントしてみんなで楽しむ。  次は選択OCAの21人でディベートに取り組んだ。生徒との人間関係がすでにできていたのでうまく行った。ほとんどの生徒が授業を楽しみに来ていた。

◎沼南高校の相澤さん。

試験をどうやっているか等のお話。対策プリントでテスト勉強を。「ここから何割出すの?」「99%!」「ホント?」「ホントだよ」実際に出すのは8割くらい。でもそれで構わない。誰も計算なんかしないから。「読めない」ということがとても大きな問題なので、授業でもカナを多用している。試験でも発音をカナで書かせる。歌も必ず。

◎松戸秋山高校の石井輝さん。

3学期8時間で扱った"If the world were a village of 100 people"。百人村には資料集があり、これがいい。英文をやったらその解説の読み聞かせに使った。プリントに100人の内訳を円グラフにさせ、言葉では足らない「実感」を与えることに成功。

◎流山東高校の町田程子さん。

チャップリンのThe Great Dictator's Speechの暗唱。2年生全クラス、最後の取り組み。教科書本文を大急ぎで終わらせ最後の2時間で。スピーチ部分を7段落に分け、一番短い1段落目を除き、どの段落でもよいから選んで暗唱。

◎岡野駿一さん。

社会人の女性相手に行っている英語学習サークルについて。中学校の教科書を使っている。音読をメインにして来たが、最近はそれにリスニングを加えている。英語の日本国憲法も扱う。英文で読むことによって、ひとつひとつの言葉を深く考えることができる。今月『松戸英語9条の会』(略称EVA9MA)を結成。今その賛同者を募っているとのこと。

◎私宇野。

今まであまり自己表現活動をして来なかったのを反省して、いろいろ書かせました。仮定法が出てくれば例文に使えそうな英文を作らせ、Robopetsの話題が出てくれば本物のペットとロボットのペットとどちらがいいかの意見を書かせ、臓器移植の話題が出てくればその賛否と理由をと、1年間でいろいろと書かせました。国際科ということもあり英語学習の意識がとても高く、電子辞書をうまく使ってどんどん英文を作ることができました。集めてワープロに入力して印刷、鑑賞しました。

◎最後に柏北高校の高木繁さん。

もう時間がないので、持参したクラス通信最終号、テストに書かせた授業の感想を配付。さすがエネルギーあふれる高木さん、クラス通信はB4にびっしりの文字でした。

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(連絡先:宇野智之)
(2005年8月4日)