■ 長野新英研3月例会
2004年3月
3月27日に松本市中央図書館にて例会を行った。
1、全国大会について
’05年の大会を戸倉上山田温泉・圓山荘(まるさんそう)にて、業者は、株式会社ツーリストにお願いして行う。6月に中央常任委員をまじえて会場の下見を行った。
2、レポート
<ア>本年度長野県高校入試問題について
(中野実業高・内堀先生)
「今年度の入試のリスニング問題のテープ速度が速く、また読み手の発音もわかりにくかった。また例年出題されている自由英作文が今回は、日本文を英訳する問題に変更になった。
インターネットで答えと採点基準を今回より公開したため、採点中に県教委より何回も採点基準変更の通達があり(採点日の午後)、現場は混乱した。情報公開が進められ採点に莫大な労力がかかる。マークシート方式にした方がよいと思う。」などの意見が出された。
また、今年度より始まった前期入試(自己推薦入試)についても7000人以上の不合格者を生み出すなど大きな問題点があるとの指摘が参加者よりあった。
<イ>自己表現の報告
(大滝中・小松先生)
3月中旬に2年生に書かせた作品を見せていただいた。書き方の一定の形を生徒に提示してから、生徒に書かせた。英文と日本文、それにイラストを入れた作品に仕上がっており、忙しい時期にもかかわらず、小松先生らしい細やかな指導ぶりで、参加者に新学期に向けてやる気を与えてくれた。
<ウ>その他
新英研メーリングリストで紹介された東京の小美濃先生の憲法の授業が話題になった。
社会科の授業とリンクさせて展開すれば、うまくいくのではという意見が出された。こんな時勢の中、憲法を生徒と考えてみることは重要だとの指摘もあった。
社会科の授業とリンクさせて展開すれば、うまくいくのではという意見が出された。こんな時勢の中、憲法を生徒と考えてみることは重要だとの指摘もあった。
(連絡先:伊藤晃 )
(2004年11月21日)