新英研―全ての子どもたちに 外国語を学ぶ喜びと 平和な未来をひらく力を

分科会

7月29日(日)9:00 ~ 12:00 / 13:30 ~ 17:00

第1分科会 教科書・自主教材をどう検討し,どう扱うか

今井 敏文(大阪・中)

教師5年間で痛感した教材選びの大切さ

 試行錯誤の5年間で,プロジェリア症候群のアシュリー・へギさんや Zero Landmine にたどりつき,教材の大切さを実感しています。

中西 英二(福岡・高)

感動教材を求めて(春日版)

  30年間の教研活動のまとめと反省

 ①出会った教材を広く研究し,深く掘り下げることで「新しい自分を発見する」事,②「教材センター」で共有できる事を共に考えたい。

第2分科会 読み取りの力をどう高めるか

小美濃 博(東京・中)

広島の平和と今を考える

 自主教材 Another story of August 6thを扱って2011年8月6日,広島球場で53年ぶりに,プロ野球公式戦が行われた。その裏にある出来事を英文と映像で学習し,平和について考えあった。

森川 正美(三重・高)

Team Teachingで深める読みとりの授業

 「英文解釈」という授業のなかで,興味深いトピックについて Team Teaching を行い,読みとりを深めたり自己表現につなげたりした。

第3分科会 英文法をどう考え,どう教えるか

荒木 恵梨香(東京・中)

「じゃ『三単現のS』って何?」「わかりません!」

 中1の英語で最も頭が混乱する三単現をどう教えたらいいのだろう。グループで学び文法を発見する,生徒と私の奮闘記です!

萩原 一郎(神奈川・高)

高校の英文法教育を変える!

  解説と問題演習の授業から脱するには

 英文法の全体像のつかませ方,どんな例文を与えるか,教室での練習方法,英文法と他の技能の結びつけ方などを具体的に提示します。

第4分科会 音声を重視して,どう教えるか

福田 香里(滋賀・中)

キング牧師からアンネへ

  音声教材がつないでくれた授業

 中学3年生の3学期,「生徒たちに伝えておきたいこと」と始めたキング牧師の授業から広がっていった授業の様子を中心に報告します。

海木 幸登(富山・高)

発音指導(基礎)から表現よみ・群読(応用)まで

  中高生と絵本の世界

 「大きな木」や「かわいそうなゾウ」などたくさんの絵本を材料に,音声指導のすべてを扱いたいと思います。楽しくて,役に立つレポートです!

第5分科会 どんな学力をめざし,どう評価するか

向後 ともみ(東京・中)

料理しにくい言語材料が生徒の腕で
心のメインディッシュに

 中学2年生が伝えます。お父さん,お母さん聞いて!! must が優しい言葉に大変身。

杉山 譲司(北海道・高)

東日本大震災被災者への英語メッセージ翻訳活動

 被災者を思う気持ちがルイジアナの仲間から気仙沼へ。「架け橋」になるという意識が,今までにない「和訳の達成感」をもたらしました。

正頭 英和(京都・小,中,高)

スキルトレーニングの授業づくりと
テスト,評価について

 実技科でもある英語の授業で,どうスキルトレーニングをし,その結果生徒がどう育ち,どう評価すればいいのかを具体的に発表し考察する。

第6分科会 仲間と学び,自ら学ぶ力をどうつけるか

大栗 健二(埼玉・中)

4人班の絆を強める中1の授業

  絆づくりから学び合いへの試み

 生徒同士の絆を強め,学びあいに発展する活動を報告します。英語の授業における学び合いについて,みんなで考えてみませんか。

吉牟田 聡美(神奈川・大)

協同学習

  みんなで向上する

 協同学習のアプローチを用いた,ライティング力や英語映画の理解の向上を目指す授業をレポートします。

第7分科会 「遅れがちな子」をどう生き生きさせるか

村田 京生子(埼玉・中)

言葉と心のキャッチボールのある
授業づくりをめざして

 言葉も心も通い合う英語の授業をめざして,多動・私語・反抗等の問題行動という壁を崩す手だてを,特別支援教育の視点から考えます。

立石 斉(佐賀・高)

ICTを使った「できる授業」づくり

 電子黒板の活用を中心に電子黒板を用いた視覚支援を中心として,学びが困難な生徒にとっても,わかりやすい授業づくりの一端をご紹介します。

第8分科会 表現力,特に自己表現の力をどう広げ,どう高めるか

辻 圭子(長崎・中)

『Interactive 自己表現』を通して

 自己表現の面白さにはまっているのは、この私! 活動の先にあるものを一緒に考えられたらと思います。

 当初予定していた七田さんのレポートは、上の辻さんのレポートに変わりました。
七田 桂子(石川・中)

こころとこころがつながり合える
自己表現活動をめざして

 Show and Tell, Magic Box の劇発表を通して生徒同士がわかり合い,違いを認め,つながりあえることをめざして行った実践です。

赤松 敦子(山口・高)

命の尊さを考える自己表現活動で国際交流

  ~英語が通じた喜び~

 生徒達が世界中の様々な人々と一緒に命の尊さや多様性の価値を考える機会を作る試み。大震災後のメッセージ交換や ePals を通しての交流。

第9分科会 平和・環境・人権教育をどう進めるか

山口 良子(京都・中)

サダコ,キング,沖縄,アレンを学び,
"PEACE BOOK"で協同作業

 サダコに関わるスピーチづくり,I Have a Dream暗唱,沖縄・アレン・憲法9条を学び,"PEACE BOOK"で平和を感じる協同作業をした。

藤本 文昭(愛媛・高)

「ニイハウ事件」を通してcultural literacy
(異文化理解度)と平和を考える

 日米開戦直後,不時着した日本人パイロットを日系人夫婦が助けた。人種と国籍の狭間で翻弄される家族の姿から平和と人権について学ぶ。

小原 百合子(静岡・高)

Lucky Dragonから原発問題を考える

 第五福竜丸事件は,現代とどう関係するのか。読み取りを通して事件のあらましを知り,事実を知ることの大切さを学ぶ。

第10分科会 入門期の英語指導をどう進めるか

鎌塚 房夫(東京・小)

どの子も笑顔に!

  小学校外国語の授業の様子と試み

 小学校の外国語の授業で,ALTと担任がどのような授業をしているのか,実際の様子を紹介する。

坂本 ひとみ(東京・大)

「豆」をテーマに

  「英語活動」と「総合」の連携

 「総合」の時間に大豆について調べ学習をした生徒に向けて世界の豆をテーマに英語活動を実践した。その教材や活動案を紹介する。