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■ 2011年 第48回 全国大会(愛知・半田大会)

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愛知・半田大会は終了しました。

参加者の感想

 参加者の感想を、ご紹介します。
大石さん特別講座|文化行事

特別講座「被爆体験を語る〜第五福竜丸乗組員として」講師 大石又七さん



1.この講座の感想
  • 内容もよく、科学的思考とすばらしいお人柄に感動しました。(30代女性)
  • 原発導入のために政治決着され、被爆による原水爆病も認められなかった苦しみが、悔しさが、歴史の真実を鋭く深く見つけていることに感銘を受けました。(60代女性)
  • ビキニの事だけでなく、それに関わる様々な矛盾に満ちた出来事、日本の戦後の体質について知ることが出来ました。
  • 事件直後の自分と周囲の関係など、苦しみも多かったのだと分かりました。
  • 自分もアンテナを高くはり、人として正しい知識と考えに基づいた言動をしなければと思いました。(50代女性)
  • 激しい差別攻撃のある中で、更にもっとひどい攻撃も予想される中、敢えて自らの被爆体験(被曝と言うよりはやはり被爆だろう)を公表し、反原発運動の原動力ともなって、語り部となっておられる大石さんの勇気に大きな拍手を送りたいと思います。(60代男性)
  • ビキニの水爆実験で被爆された大石又七さんの歴史への造けいの深さ、憲法に対する思いを聞き、ビキニ事件を思い起こすとともに、今問題になっている原発問題の本質を考え直してみたいと思います。(50代男性)
  • すごくいい話だったと思います。日本国民一人ひとりが本当に真剣に考えなければならないと思います。大石さんが言うように。数々の中傷に耐えてこられた大石さんが今後も語り部となって放射能の恐ろしさを伝えていくという決意をされていることに敬意を表します。私たちも脱原発めざして声を上げなければならないと思います。(50代女性)
  • 正力、中曽根、柴田という人たちが原発賛成の旗頭になっていた理由がよく見えてきました。第二次世界大戦でYesと言ってしまった経緯と原発導入に結果的にYesとなってしまった経緯はなんだかよく似ているように聞こえました。多くの人が迷惑(なんて穏やかな言葉ではないですね)危険を被るような決定を、間違ってしまった時、私たちはどうその後を始末すればいいのでしょうか? 第五福竜丸の被害者が出たために水爆実験の事実が明らかになったということを初めて知りました。私が小学生だった1960年代は雨が降ると「放射能が降ってきてはげになる」と子供達がよく言っていたのを思い出しました。私たちもすでに「被爆者」かもしれないという大石さんの言葉が心に残ります。(50代女性)
  • 大石さんの静かな中にも説得力のある語り口に色々なことを考えながらお話を聞かせてもらいました。原子力発電を導入した人たちの考えや状況にまで遡って考えなければいけないというお話に大事な視点を与えて頂いたと思っています。原発が建設され始めた頃賛否があり、その後時間の経過と恩恵を受けることによって反対の声はあまり表立って伝えられなくなっていました。原発事故によって急に原発反対の声が大きくなっていますが、何となく違和感があり、すぐにそういう声に同調できませんでしたが、大石さんのお話を聞いて前に進むポイントがつかめたと思っています。若い人はともかく年配の人はそれぞれの来し方に責任を持つべきだと思います。時流に乗るだけではまちがえます。(男性)
  • 大石さんのお話大変感銘を受けました。ビキニ事件の単なる事実だけでなく、どのよう国際的政治背景のもとで(米ソの対立)、歴史的流れの中でそのような事件が起きたのか。住民運動に端を発した原水爆禁止運動の広がり、高まりにもふれられたこと。一漁民がこのようにマスコミや公の場で訴えられたり著書にあらわされたりするようになったのかをうかがい感動し、勇気づけられました。本当にありがとうございました。(男性)
  • 今朝NHKのTVで大石さんが福島で話されているニュースをみた。私たちのために遠方はるばる駆けつけて頂いた労力に心から感謝したい。「色島・長崎・第五福竜丸事件と今回の原発事故は別」とおそらく多くの日本人が考えている中で、大石さんは明確に語られたことで、良く理解できました。「原発事故はビキニ事件の原点に遡って考えなければ正しい答えは出てこない」真実を見抜く力の大切さを感じました。(男性)
前日の講演を紹介したテレビ番組

  • 「どこかの誰かが何かええ感じにしてくれへんかなー」(キンチョーCM)ではなく「誰か(政治家)にまかせないで一般の人々がきっちりと知識を得てどうするべきか考える必要がある(大石さん)」のだ!と強く思いました。そのために動くのが教師だ!と熱くなりました。(女性)
  • 私は大江健三郎さんの「定義集」を愛読しておりましたので、今日の大石さんのご講演を心から待ち望んでおりました。説得力のある講演で、感動で涙が出ました。自分で学んで政治家のウソにだまされない賢い市民になることの大切さを改めて思いました。私たち教師は「幸福で安全な社会を作るために生涯学び続ける地球市民」を育てなくてはいけないと思う。(女性)
  • 大切な物をたくさんいただきました。ありがとうございました。(男性)
  • 大石又七さんの肉声を聞くことが出来て良かった。被爆したあと、自学で事件の真相を見抜き、毅然とした態度で反核を叫ぶまでになられた経過を知り、感銘を受けた。(女性)
  • 長い間苦悩の日々を過ごされたこと、しかし立ち上がって行動を起こされたことに感服しました。生徒の前に立って伝えていける勇気・パワーを頂きました。感謝です。
  • 冷戦のいらぬ財産原水爆牽制球で止めて拡散
    抑止力平和利用は愚の論理民を欺く悪魔のささやき
    核廃絶叫び叫べどなくならぬ世界に国境あるかぎりには
    核いらぬ通常兵器で十分なり税金回し貧困なくそ
    無関心今の若者原水禁仕事仕事の社会変えよう
    (40代男性)
切々と語る大石さん

2.特に印象に残ったところ
  • 「元漁師で洗濯屋のおやじ」であるはずの大石さんが「科学の知識の一般のレベルがあまりにも低い」と話される言葉は痛切だと思いました。第五福竜丸だけでなく他にも1000隻以上の日本の漁船が被爆しているということも知りませんでした。ビキニ海域では静岡で4、高知で多数、三浦半島の三崎の船もあったこと、かつおの被爆は調査しなかったなど、多くのことが印象に残りました。(50代男性)
  • 「一般の人が勉強しなければいけない」ということばは、まさにその通りだと思います。国民が"賢く"ならなければ、平和で安全な世の中は作れないのだと改めて思いました。(50代女性)
  • 大江氏の人柄に言及された部分と、ご自分の学歴を素直に飾らず話されていた点は心に残りました。(30代男性)
  • 最後の方で、「社会の仕組みは誰でも勉強しなくてもわかる」と言われていたが「わからない」結果が今の社会だと思う。国民一人一人がもっともっと勉強しなければならないというのは全く同感です。(60代男性)
  • アメリカと日本政府の関係(50代女性)
  • 人殺しの訓練をする自衛隊を使った背景を話した時の大石又七さんの思いがすごかった。内部被爆が内蔵のやけどという表現がリアルでわかりやすく、こわかった。(60代女性)
  • アメリカの世界戦略手に乗るな日本を利用戦(せん)の前線
    左とか右とか言うてる時でなし意見集めて政策論議
    逆説なり戦争有るから人不滅過去のメモリー今思い出さむ
    はびこれり何故か戦争不滅論平和は見えぬ読みて策打と
    政権を買えども同じ自民党良き策なくば民(たみ)はなびかぬ
    消費税それよりなくそ天下り公益法人造ろ財源
    財務省力(ちから)強力できるなり公益法人数減らすこと
    (40代男性)
大石さんの特別講座

大石さん特別講座|文化行事
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