新英語教育研究会 第47回全国大会 大分大会 本文へジャンプ

すべての子どもたちに外国語を学ぶ喜びと平和な未来をひらく力を

大分大会テーマ 湧き出るいで湯のような熱い討議と子どもの笑顔


主催: 新英語教育研究会   後援: 大分県教育委員会・別府市・別府市教育委員会

とき: 2010年7月31日(土)〜8月2日(月)

会場: 杉乃井ホテル 〒874−0822 大分県別府市観海寺1 電話0977−24−1141

「ふつふつとたぎる」思いを別府で交流しよう!

新英語教育研究会会長 柳沢民雄


 昨年新英語教育研究会は誕生から50年の節目を迎え,清泉女子大で記念集会・記念大会を開催し,実践研究のエッセンスを凝縮した二冊の記念誌を発刊することができました。2010年今年の大分大会は新しい半世紀の出発点となる記念すべき大会です。
 この半世紀に九州・沖縄ブロックでは,1977年・別府,1988年・沖縄,1992年・長崎,2004年・福岡と4回の全国大会が開かれてきました。今大会の佃哲男実行委員長は’77別府大会では事務局長を務められ,その頃発行され始めた新英研会報第2号に,「遅れがちな生徒への教師の共通した悩みや苦しみ,生き生きした授業にしたいという願いにカチッと歯車がかみ合うような,明日への授業のエネルギーを充電するような大会」にしたいと書かれています。また当時の田中安行研究部長は別府大会での大きな成果を「ふつふつとたぎるもの」と表現されています。新英研はこの年10月,『新英語教育』の大判月刊化に成功し,以来今日までその願いを追求してきました。
 2011年小学校,2012年中学校,2013年高校と学習指導要領の実施をひかえ,日本人にとっての外国語教育の意義と役割が問われています。授業で悩みを感じたり手応えを感じたりしている全国の外国語教師の皆さん,ぜひ別府温泉に集い,その熱い思いを交流し合いましょう。



湧き出るいで湯のような熱い討議を!

現地実行委員長 佃 哲男

 全国各地で子どもらと共に実践を積み重ねている皆さん,実践レポートをぎっしりリュックに詰めて,ここ別府の地までぜひ足を運んで来て下さい。
 今や学校現場は,多くの課題を抱えて,授業実践もいろんな壁にぶち当たり思うようにできないと聞いています。とりわけ新英研の目指す実践には,いくつものハードルを越えなければならないことがあると思います。しかし,そのハードルを飛び越えた先には,子どもと共に喜び合える明るい笑い声が待っているに違いありません。
 第19次全国教研(岐阜集会)で生まれた外国語教育の「四目的」,その後いくらか改訂を経たものの,授業実践の拠りどころとして,また羅針盤としての役目を果たしてくれています。皆さんのレポートが,この「四目的」にどれほどアプローチしているか話し合い,確かめ合うことも大切でしょう。
 小学校に英語が導入されてからというものは,英語教育がひたすら楽しさを要求するあまり,技能主義に走っていく傾向にあると聞いています。そんな点も是非討議を深めてほしいものです。
 英語科教師が,他の教師達と連帯しながら,民主教育推進の「核」となっている姿を是非第47回全国大会で見せてください。皆さんを心よりお待ちしています。



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