新英語教育研究会 第46回 全国大会(東京大会)
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大会概要

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東京大会ロゴ について

東京大会ロゴ  東京大会のロゴは、子どもたちの未来の平和を願うシンボルとして 東京大空襲・戦災資料センター に作られている「世界の子どもの平和像」をモチーフにして、作られました。

世界の子どもの平和像
「世界の子どもの平和像」をデザインした阿部可奈子さんの説明

世界の子どもの平和像・原画
世界の子どもの平和
像を東京につくる会・
メッセージ

  「世界の子どもの平和像」は、平和を願う私たち子どもからあなたへ、あなたから未来へのメッセージです。
 この子どもの平和像をつくる活動のきっかけは、広島にある「原爆の子の像」の話をきいて感動したアメリカの子どもたちが一九九五年に「子どもの平和像」をたて、「世界中に子どもの平和像をたてたい」とよびかけたことにあります。
 私たちは、日本がアジアの国々を侵略していったこと、東京大空襲や沖縄戦、広島・長崎に原爆が投下されたこと.そして南太平洋で核実験の被害にあった第五福竜丸のことなどから.戦争や核兵器の悲惨さ、平和や生命の大切さを学んできました。そして、平和を願うたくさんの人々の思いを受けとってきました。
 だから、この平和像に「核兵器と戦争のない二十一世紀を」「ひとりひとりの人権が大切にされる社会を」「差別や貧困のない世界を」という私たちの願いをこめています。
 歴史の真実を学び、考えましょう。それは、もっともっと生命が大切にされる未来をつくることにつながるからです。
 未来をつくるのは弘たち子どもです。
 学び、話り、伝え、ともに平和な未来をつくっていきましょう。

二〇〇一年五月五日
世界の子どもの平和像を東京につくる会
アメリカの子どもの
平和像」建設にとり
くんだマシュウ・ロイド
君からのメッセージ

 「世界の子どもの平和像を東京につくる会」のみなさん。
 おめでとうございます。心からお祝い申しあげます。私は東京に子どもの平和像を建てる努力が成功したことを最近知り、たいへん興奮しました。
 私はマシュウ・ロイドといいます。1995年の「子どもの平和像」建設を最初に始めたニューメキシコ州アルパカーキーのアロヨ・デル・オソ小学校の3年生の一員でした。平和への純粋な願いから出発して、人々と平和について啓発し合いながら、平和像をデザインし、募金を集めることば本当にすばらしいことでした。あなたたちの取り組みのすべてに心から拍手を送ります。いろいろな困難にぶつかりましたが、私たちの取り組みへの反応は圧倒的に前向きで熱狂的でした。また、私たちの願いの種が、世界中の子どもたちの心のなかに花開くのをみることは信じがたいことでした。
 きっとあなたたちも平和像の取り組みのなかで、たくさんの同じようなすばらしい経験をされたことでしょう。世界の平和へ貢献しようとするあなたたちの決意は数えきれない人々を感動させたでしよう。あなたたちの取り組みは、大切な闘いであり、暴力をなくすようによびかける子どもたちの声を聞くすべての人々の心に響くものです。
 平和像の完成は、しかしながら、私たちの平和への闘いの終わりではありませんでした。取り組みに参加した多くの子どもたちにとって、平和な世界への願いを守り育てる旅の始まりでしかありませんでした。
 「平和をあなたの翼に私は書くの。世界中へ飛んでいってね。」
 原爆放射能の犠牲者、佐々木禎子さんは純粋に平和を願いました。この禎子さんのことばは私たちの合いことばでした。
 あなたたちの願いが取り組みを通して実現したことは本当こすばらしいことです。1995年のニューメキシコ州子どもの平和像建設委員会を代表して、東京の「世界の子どもの平和像」の実現に大きな敬意と喜びをこめてお祝い申し上げます。さらに、平和な未来への子どもたちの願いが広げつづけられますように心から祈ります。

 心をこめて
   マシュウ・ロイド
1995年 アメリカ合衆国子どもの平和像建設委員会
私たちの、平和アピール

 私たちは、今日、21世紀最初の「子どもの日」に、「核兵器と戦争のない21世紀を」という多くの子どもたちの願いをこめて、「世界の子どもの平和像」を東京にたてました。
 この「子どもの平和像」をつくる活動のきっかけは、広島にある「原爆の子の像」の話をきいて感動したアメリ力の子どもたちが195年に「子どもの平和像」をたて、「世界中に子どもの平和像をたてたい」とよびかけたことにあります。
 私たちは、日本がアジアの国々を侵略していったこと、東京大空襲や沖縄戦、広島・長崎に原爆が投下されたこと、そして南太平洋で核実験の被害にあらた第五福竜丸のことなどからi戦争や核兵器の悲惨さ、平和や生命の大切さを学んできました。
  「戦争」というたったこ文字にふくまれている悲しみ、苦しみ、残酷さ、
     たくさんの涙、たくさんの死。
 そして、私たちは、戦争体験者や平和を求め努力しているたくさんの人々の思いを受けとってきました。
 だから、この平和像に「核兵器と戦争のない21世紀を」「一人ひとりの人権が大切にされる社会を」「差別や貧困のない世界を」という私たちの願いをこめています。

 私たちは世界の核保有国の政府に訴えます。
    核実験を直ちにやめ、核兵器をすぐに廃絶することを。

 私たちは日本の政府に訴えます。
    「核兵器はつくらない、持たない、持ちこませない」という非核三原則を
        しっかりと守ることを。
   日本国憲法の平和主義の精神を世界中に広げていく努力をすることを。

 私たちは世界中の子どもたちに呼びかけます。
    歴史の真実といまの世界について学び、考えつづけることを。
      そして、平和のために私たちのできるところから一歩ふみだすことを。
        それは、もっともっと生命が大切にされる未来につながるからです。

 未来をつくるのは私たち子どもです。
  みんなのカで平和な未来をつくっていきましょう。

 私たちは、地球上のすべての人々が平和で幸せに生きる世界を求めて歩きつづけます。

    2001年5月5日
世界の子どもの平和像を東京につくる会
東京の高校生平和のつどい実行委員会
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