新英研 第40回全国大会(筑波山大会) こだまよ,響け! 筑波(やま)の紫峰(みね)に! 文化行事 |
朗読劇 「この子たちの夏」 <8月1日(金)18:30〜20:00>
- ■ 明野町市民グループ 「はらんきょうの会」
1985年,被爆40年に当たる年に演劇団体「地人会」が始めた朗読劇は広島・長崎の被爆者の手記をもとに編んだものです。
平和への願いと生き抜く強さに貫かれた作品は全国で静かな感動を呼び,昨年までに350カ所を超える全国の市町村で600回以上も再演されてきました。地人会による本公演の感動は全国に自主上演の運動となって広がりました。つくば市のとなり,明野町の「はらんきょうの会」による公演は今年で6度目です。
忙しい仕事の合間をやりくりして練習を重ねた社会人,主婦の方はもちろんのこと,公演を見て感動し,「ぜひ私も参加したい」と自ら運動に加わった地元の小中高生もステージから熱いメッセージを届けてくれます。
音楽 野口雨情 フルートコンサート <8月3日(日)12:30〜13:30>
ドキュメンタリー映画 「住井すゑ〜百歳の人間宣言」 <8月3日(日)19:00〜20:30>
- 茨城の誇る農民作家で「橋のない川」の作者でも知られる住井すゑさんは,その生涯を通じて差別とたたかい,平和と社会革新を求めて活動をしてきました。新英研京都大会での熱い語りを思い出される方も多いのでは。
映画の中では,親交のあった著名人や家族のコメントで住井さんの人となりが浮き彫りにされていきます。また,90歳と思えない力強く知性とユーモアにあふれた講演の様子も紹介されます。
これは,20世紀を生きながら,人間と歴史を壮大な視野で見つめて,その思いを大河小説「橋のない川」に綴ってきた,偉大な文学者・思想家である住井すゑさんの,21世紀に残したメッセージといえるでしょう。この機会にぜひご覧ください。
40th
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