■ 2006年中国・四国ブロック集会

2006年1月
'00年'01年'02年'03年'04年'05年'06年'07年'08年'09年'10年>>
北海道東北関東北信越東海関西中国・四国九州

 1月7日(土)・8日(日)、山口・徳島・高知・香川からの参加者がなく、総勢17名と、例年に比べるとこぢんまりとした会でしたが、一人一人の意見に耳を傾け、有意義で心温まる交流を持つことができました。

●望月先生

 望月先生(広島・高校)のOCの授業報告では、グループによる学校紹介の話し合いと発表の取り組みをビデオを使いながら紹介してくださいました。

●キップ・ケイツ先生

 キップ・ケイツ先生(鳥取大学)の講演とワークショップでは、グローバル教育の必要性といかにしてその視点を日々の授業に生かしていくべきかを教わりました。生徒に "good citizen" になってもらいたいという揺るぎない願いが先生ご自身の人物像とも合致しており、順序良く話して下さったすべての内容に説得力がありました。"language""culture""education""peace"を人生のキーワードとし、ピースボートの活動を続け、9ヶ国語を話し、50カ国以上を訪問したことのある先生ならではの、人とのつながりを非常に大事にされる現場主義に、理想的な教師像を見せてもらったように思います。

●妹尾先生

 妹尾先生(広島・中学)のレポートでは、教科書全体をよく眺めどこに力を入れるか、どこをより良い自主教材へと切り替えるのか判断し、シラバスに工夫を加えたバイタリティーあふれる実践に感銘を受けました。

●角崎先生

 角崎先生(広島・中学)のレポートも圧巻でした。中学校1年生の授業報告では、動作や音楽、歌を取り入れながらの活動を、選択授業の報告では、答えが一つではない表現活動の様々な角度からの実践を紹介してくださいました。また、3年生での「ねがい」の歌の取り組みについても説明していただき、先生の「どんなことがあっても平和の尊さを伝えていくことは譲れない」という確固たる信念のようなものを感じました。

(文責:秋田)
(連絡先:太田寛)


日 時: 2006年1月7日(土)13:00 〜 8日(日)12:00
会 場: 700-0817 岡山市弓之町14-23 
就実中学校・高等学校 新館地下ホール
内 容: 鳥取大学のキーツ先生による講演:「開発教育を教育にどう活かすか」(予定)
各県の実践報告(中学1本、高校1本、その他)
参加費: 宿泊あり 10,000円(付近のホテル・エクセル岡山、一泊朝食つき)
宿泊なし 2,000円(飲物、会場使用料など)
申込締切: 12月22日(木)

(2006年5月15日更新)