■ 東北ブロック集会

2003年

2003年 東北新英研11月合宿研


 11月15日に秋田県田沢湖町の「わらび座」で行いました。他県の役員を中心に前泊をして各県事務局会議をしたのですが、夕食が何とフランス料理のフルコースで、当日参加の方々には少々申し訳ないような優雅なひとときを過ごすことができました。

 研修会当日の参加者は16名で、うれしいことは、地元の秋田からみなさんお忙しい中、常連の近藤先生の他に4名の先生方が参加してくれたことでした。

 平間会長の挨拶で、今の英語教育の困難に立ち向かうために新英研の活動、特に集まって実践を交流することの大切さが強調されました。

 山形の高橋亮先生のレポートは、Black Jackを読ませた取り組みが中心の英語の苦手な生徒に手を変え品を変えて迫った記録でした。その中で「主語・述語動詞」の関係を英文の中からどう見つけ出させるか、という問題で論議が盛り上がりました。

 同じく山形の富樫和子先生のレポートはいつもの通り精力的な実践記録で「シャーロッテ スピーチ」の部分は他の先生方にとって良い教材資料になっていました。

 また同じく山形の管先生のレポートも平和のために生徒を内側から突き動かしていく先生の思いのこもった実践でした。

 葛西第三中学校の平野寿美先生をお招きして、午前中にワークショップをしてもらいました。韓国に関する教材についてのワークショップは盛り上がり、「早速教室で使ってみる」という声が聞こえましたし、午後の映画を使っての実践報告も大好評でした。平野先生、ありがとうございます。

 福島の二階堂先生からの教科通信の実践と少人数学級についてのレポートも素晴らしい資料でした。

 最後に歌を合唱して散会しました。

(連絡先:田村蒸治)