■ 東北ブロック集会

2001年6月

2001年 第29回東北新英研学習会


 6月23日〜24日(日)、福島の安達太良山麓「フォレストパークあだたら」で、東北ブロックの第29回の学習会が開かれた。参加者は35名。

 今回の学習会は、三つの目玉を準備し、昨年から準備を進めた。
第一に、授業に直結する実践を提供する。
第二に、やって実感できるワークショップを用意する。
第三に、交流が深められるように、リフレッシュできる環境を提供する。

 授業に直結する実践を提供するために、東京の小塩潤子さんに実践講座「生徒も、先生も生き生きできる英語教育」をお願いした。
 小塩さんの三年間の長い計画に自分の実践を位置付けながら進めたという話に参加者全員が驚かされ、その気負わない報告の中味に大いに励まされもした。
 平間会長には記念講座「英語教育の核心にせまる―わが教師生活の中心をなすもの―」をお願いし大いに挑発され、また中高に分かれての分科会を持った。

 歌のワークショップでは、山形の管さん、富樫さんが担当し、ZERO LANDMINEを全員で歌った。生徒に指導するときのポイントも入れながら楽しく行われた。
 コンピューターのワークショップでは、青森の金野さんが担当し、コンピュータを英語の授業へどのように使えるのかを、プロジェクターを使いながら話をしていただいた。
 また、小学校の英語教育のワークショップでは、実際に小学校で英語を教えている福島のダニエルさんと酒井さんに参加者を生徒に見立てて、実際の授業をしてもらった。

 山の中の温泉付きのコテージを会場として使ったので、リラックスした雰囲気で学習会、そして夜の交流会が行われ、参加者には大変好評だった。
 最後に青森の成田さんの五時間半をかけても来た甲斐があった、他の初参加の人達の予想以上の収穫だった、といった感想をもらい閉会した。

 この学習会の企画、準備、運営で、福島のサークルも活発になり、11月の第30回の東北ブロックの学習会に向け、福島独自の学習会を10月に開くことになった。多くの人が集まる機会をこれからも企画していきたい。

(文責:福島新英研・伊藤正浩)
(連絡先:管幹雄)